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神戸ポートタワーは9月末から2023年まで閉館 今秋よりリニューアル工事に着手



開業60年を迎えるにあたり大規模なリニューアルを計画している神戸港のシンボル・神戸ポートタワー。いよいよこの改修工事を行う為の休館期間が9月27日から開始される事が決定しました。工事は10月からスタートする予定です。



リニューアルの目玉は屋上に新たに設けられる空中回廊の設置です。外気に触れ、潮風に吹かれながら神戸港や神戸の街、六甲の山々の眺望を楽しめるようになります。またこのリニューアルを機に施設の運営を民間事業者に委託する予定です。


リニューアル工事の概要
  • 耐震改修工事
  • 低層4階テラス及び展望階展望歩廊新設工事
  • エレベーター更新工事
  • 老朽化対策工事(トイレ改修・設備機器の更新・外部塗装改修等
  • 照明器具LED化工事
リニューアル完成は2023年度とされ、具体的な完了時期は現在のところ示されていません。1年半〜2年の長期に渡っての閉館となります。

個人的/ブログ的には新港町再開発エリアの定点観測に活用していたスポットなので、この間使えなくなるのは残念ですが、ポートタワーの全面リニューアルによって神戸港周辺の活性化や集客力アップに繋がるのであれば喜ぶべき且つ楽しみに待つべきでしょう。リニューアルの工程や状況もお伝えしたいと思います。



当初はポートタワーと足元の中突堤中央ビル南館を同時に民営化・リニューアルする事を想定していましたが、民間事業者にサウンディング型市場調査を実施したところ、南館単独の建て替えには厳しい意見が相次ぎ、このビルの再開発は北館とセットである事が前提とされました。よってポートタワーのリニューアルとは切り離して開発が検討される事になったものと想定しています。

南館ではテナントの退出が進んでいます。最後まで残っていたKiss FM KOBEの本社スタジオも突堤南端の中突堤旅客ターミナル内への移転しました。

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古い建物内よりもこの白亜のシンボリックな建物の方がFM局のスタジオとしては相応しいと思います。開局30年を迎えた同局。地方FM局は難しい運営を迫られており、Kissも経営破綻や紆余曲折を乗り越えて今に至ります。大久保かれんや全盛期のターザンが懐かしいですね。神戸経済に活力が生まれれば同局番組のスポンサーも増えて自主編集番組の比率を増やす事ができるかもしれません。やはり地元に愛される名物パーソナリティは局の不沈に大きく関与します。

 
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