神戸三宮阪急ビル

神戸三宮阪急ビル 仕上げ工事が進み、更に高まった完成度

開業まで1ヶ月を切って仕上げのラストスパートに入った神戸三宮阪急ビル。三宮再整備の切り札先陣として来月26日にグランドオープンを迎えます。ビル内の各所でテナントの内装工事や共用エリアの仕上げ工事が進んでいます。



これまで気づいていなかった事がありましたのでご報告します。新東館部分の吹き抜け空間の天井のフレームの中の最内側に黒のフレームがありますが、この中に小さなLEDが埋め込まれている事に気づきました。



等間隔に連続したLED電球が埋め込まれてダウンライトとして機能しています。



天井だけでなく一部の梁にもこの電球は存在します。照明としてどこまで効果があるのかは分かりませんが、デザインとしても非常に有効です。こうした細かいディテールにも拘りを感じさせます。



吹き抜けの天井側の内壁にEKIZOのオープン告知が登場しました。まだ施設の公式サイトは発表されていません。早くアクセスしてみたいですね。



1階テナントの内装工事と開業準備が進められています。この区画はアメリカンファーマシーが出店。



店内には商品棚が搬入されて店舗の骨格が出来つつあるようでした。



フラワーロードからエントランス横の区画は青山フラワーマーケットがオープン予定です。



1階はほぼ全ての共用部が供用開始されていますが、その重厚で荘厳な造りは駅ビルとは到底思えません。知らない人がこの写真を見たら博物館や美術館もしくは百貨店と勘違いするのではないでしょうか。



外部に出ると、サンキタ通りのポール照明も養生シートもすべて取り払われて完成形となっていました。色を照明器具と統一した車止めのボラートも設置済です。



ビル前はテナントの開業工事や準備の搬入作業で舗装ブロックが傷つかないように保護マットが敷かれています。



少し気になったのはこの入口。remm+や29階へアクセスする為の専用の直通エントランス横に取り付けられた「29階ビューラウンジ」の文字がカバーされてしまった事です。コロナ感染再拡大の中、開業時に見物客の殺到を避ける為かもしれません。



サンキタ通りの様相もかなりスッキリとしてきました。



開放感溢れる明るい通りは既に以前の姿を思い起こさせません。贅沢を言えば早く緑の潤いが欲しいところです。



これまではまだ簡易アスファルトだったEKIZO前の舗装もブロックの敷設が完了し、通りの完成度も高まりました。



各テナント前には養生シートの上にマットが敷かれています。オープン後にスターバックス前にはテラス席が出されてオープンカフェとなるのでしょうね。



外装が完成し、内部で開業準備が本格化しているテナントとまだ内外装の工事が行われているテナントと状況は其々ですが、来月26日には一斉にオープンします。



先日まではまだ一切の工事が始まっていなかった区画も内外装の工事がスタートしています。



新たにカレーうどんの『みみこう』が登場。



またこの2区画も内装工事が開始されました。サンキタ通り側はこれで全てのテナントの工事が始まった事になり、満室稼働による開業が確認できました。



EKIZO内で共通の黒い額縁のような案内板表示が壁に取り付けられています。



西口改札外コンコースのエントランス周りも仕上げが進んでいます。



コンコース内は柱の改修が進められています。軽量鉄骨とアルミフレームで柱を覆っています。東口のように柱をデジタルサイネージ化するのでしょうか。



油圧ショベルも入って床材の更新も進められているようです。開業まで残り1ヶ月を切った時点でまだ新たな工事が始まる事に驚きです。



そして遂にリニューアルされて3灯式の吊り下げ照明が勢揃いしました!



阪急らしさをしっかりと佇ませた空間となりました。



改札機前の駅員室もフレームが色濃くなり、様々な細かい部分の仕上げも手を抜く事なく進められています。



改札内も次々と石壁化が進行していきます。



荘厳な東口に対して西口の仕上がりがどうなるのかも楽しみです。



南側の横丁街に回ってみました。一番西側の南北連絡通路も非常にお洒落です。



こちらもテナントが段々と判明し始めました。



各区画で内装工事が進められています。



サンキタ通り側からは遅れての工事スタートですが、現在、怒涛の勢いで準備が進みます。



中央の南北連絡通路は広さがあります。少し雰囲気的にハーバーランドのモザイクの飲食店街を思い起こさせます。

横丁街の完成もいよいよ近づきつつあります。1ヶ月後にはあちらこちらで入店待ちの行列が見られる事になるのでしょうか。サンキタが大きく変わります。
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