大阪・梅田は曽根崎2丁目で西は新御堂筋、東はお初天神商店街に面した敷地面積6934.51平方メートルの大阪北小学校・もと曾根崎幼稚園跡地を再開発する梅田曽根崎計画。公募プロポーザルによって住友不動産を事業者に選定し、地上56階 地下1階 延床面積107,984平方メートルの巨大な再開発ビルの建設が進められています。
建物の用途は商店街に面して低層部にリンクプラザ(交流広場)、リンクモール(物販・飲食店舗)と名付けられた商業施設や文化施設を整備。4-8階の5フロアはホテルを誘致。202室で住友不動産のホテルブランドであるヴィラフォンテーヌが開業を予定しています。そして9-56階は共同住宅となりますが、驚くべき事にシティータワーブランドの分譲マンションになると思いきや、全フロアが賃貸となります。
住宅フロアの内訳は9-39階が「プラティーヌ大阪梅田」、40-50階が「ラ・トゥール大阪梅田」という構成で、総戸数801戸となる予定でしたが、どうやら全戸がラ・トゥールブランドに置き換わるようです。完成すると大阪市内最大の賃貸マンションとなります。
建物の高さは192.075mと梅田地区では最も高い建物になる予定です。マンションでは大阪市内最高層をうたっていますが、56階というフロア数を示しているものと思われます。
計画建物はデザインや床面積が一度、変更されています。左が当初案、右が変更後のデザインです。
仮囲いに掲示されている建築計画のお知らせです。
雑居ビル街の背後に聳えるラ・トゥール大阪梅田。圧倒的な高さを誇ります。
大林組の設計・施工で建設されています。同社のタワークレーンはマストが濃いオレンジに塗装されています。
家賃設定はどうなるのでしょうか。契約条件は3年間の定期借家契約です。3月下旬から入居者の募集開始を予定しています。住戸の占有面積は40.3~309.7平方メートル。
大阪駅前第3ビルが眺める梅田曽根崎計画/ラ・トゥール大阪梅田。
梅田新歩道橋から眺める梅田曽根崎計画/ラ・トゥール大阪梅田。曽根崎警察署の背後に大きく聳えています。上棟を迎える日も近い事でしょう。神戸も都心のタワーマンション規制は分譲型に限定し、賃貸型については規制緩和を実施する事は考えられないでしょうか。
地域探訪: 大阪・梅田曽根崎計画/ラ・トゥール大阪梅田 大阪最高層タワーマンション出現
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この立地なら分譲にするよりも、インバウンドの回復をにらみホテル・賃貸仕様にしておき、民泊やウィークリー、マンスリーを視野に入れて運用するとかなり良いんじゃないでしょうか?区分で登記しておけばイザとなれば、戸別中古として売買もできますから。
>神戸も都心のタワーマンション規制は分譲型に限定し、・・・
まさにそう思います。
神戸は今の時点でも、再開発計画の点では広島や福岡などと比べても周回遅れ並みに遅れいるんで、
何周も遅れてしまう前に政策の見直しをして欲しいです。
このままだと、ただのレトロな街になってしまうので、その前に手を打つことが必要だと思いますね。