新港突堤西地区再開発

三宮新港町計画 文化施設棟の地上躯体が姿を現し始めた! 他工区も順調に工事が進む


いよいよ街としての骨格が生まれつつある三宮新港町計画の再開発エリア。鉄骨造の建物群が先行して地上に立ち上がっていますが、これらを追従する鉄筋コンクリート造の建物群も躯体工事を進めている途上であり、まずは長らく基礎工事を進行させていた文化施設棟がいよいよ地上部に現れ始めました。



文化施設棟の南側。配筋と型枠、コンクリート打設が進行中です。



敷地の北側は更に工事が進んでおり、仮囲いの高さを越えて、円形型に柱の鉄筋が空に向かって伸びていく姿が確認できました。



隣接する工区では南側の店舗棟と連結したフェリシモ本社ビルが8階部分の構築を進めています。店舗棟もデッキプレートが取り付けられ足場が組まれました。カーテンウォール取付もまもなく始まるかと思います。



臨港道路をは何で向かいのGLION本社ビル建設工事でも新たな変化が見られました。



外壁工事が開始されました。西側端部にPCカーテンウォールの取付が開始されています。



そして1-2階部分でも外壁工事の準備が始まっています。



鉄骨工事が進行中の駐車場棟。ほぼ鉄骨建方が完了しつつあります。



駐車場棟らしくなってきました。



先日、2020年秋OPEN予定とあった看板が2020年冬の開業予定に変更されたと記載(今冬への延期と思いこんでいた)のですが、よくよく見ると21年冬のOPEN予定と書かれており、開業は1年以上後の話になるようです。建物の完成は順調に進めば年内竣工もあり得るかと思いますが、他工区の施設の開業時期に遅れが生じているものと思われ、これらに歩調を合わせる形でオープンを後退させたのでしょう。



住宅棟も遂に躯体工事が開始されています。文化施設棟が立ち上がり、住宅棟にタワークレーンが登場すれば更にこの再開発プロジェクトは周囲からの注目度が高まってくるかと思われます。

関連記事
新港突堤西地区再開発

新港第2突堤とその基部の上屋や倉庫・事務所群の解体が開始される 新港町再開発は第二フェーズへ突入

2022年1月14日
こべるん ~変化していく神戸~
新港町は西地区の再開発が進み、ウォーターフロントエリアの新たな賑わい創出に成功していますが、まだ中央から東側に掛けては大小様々な倉庫 …
新港突堤西地区再開発

新港第2突堤基部倉庫とりこわし工事 倉庫撤去が本格的に開始 跡地利用と今後の開発タイミング

2024年3月16日
こべるん ~変化していく神戸~
解体撤去工事が開始されている新港第2突堤基部の旧住友倉庫。土地は国が保有していましたが、再開発に向けて神戸市が譲渡を受けました。倉庫 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。