夏休み期間のプロモーションとして子供は乗車無料キャンペーンを実施している六甲有馬ロープウェー。この春にスイスのCWA社製の新ゴンドラに刷新されたばかりで話題性抜群の同ロープウェーに乗車初挑戦してきました。ちなみに赤のゴンドラは有馬や六甲山の紅葉をイメージしています。
新ゴンドラは最大乗車人数42名の大型で四方を大きなガラス窓に覆われています。
“自然を感じ、季節を感じる”
“山の高さと谷の深さを感じる”
これらのコンセプトを実現するのに相応しい造りとなっています。特等席は最前列の展望シート。谷側に一段低いステップに配置したデザインは日本初導入との事です。
ロープウェーは六甲山頂駅と有馬温泉駅を12分で結んでいます。
この日は生憎の天候で六甲山頂付近は濃い雲・霧に覆われていて視界はこの通り。
更に進むとほぼ一面視界は真っ白の状態に。
そして突如として雲の中から現れた対面の六甲山頂駅行きのシルバーのゴンドラ。山の高さや谷の深さのスリル感をイメージしています。
まるで雲の中を漂う近未来のトランスポーターのようです。
天候が良いと深さ140mの湯槽谷のスリルを味わったり、有馬温泉駅へと標高を下げていく際には一面にダイナミックなパノラマが楽しめるはずでした。
有馬温泉駅が見える頃になってようやく視界が晴れてきました。
ゴンドラの刷新に伴い、2つの駅も改修工事が行われてロープウェー駅らしからぬオシャレな駅舎へとリニューアル。
今回、三宮から摩耶ケーブル駅まで市バスでアクセスし、まやビューライン(摩耶ケーブル・摩耶ロープウェー)で摩耶山に登り、そこから阪急バスと六甲山上バスを乗り継いで六甲山頂駅に至り、有馬温泉までロープウェー。帰りは神鉄有馬温泉駅から谷上経由で三宮に戻るという行程をとりました。これはこれで冒険のようで楽しかったのですが、何度も乗り換えなければならない煩わしさも感じました。やはり都心部からの山頂までのアクセス、そして六甲山上拠点間のアクセスの抜本的な改善が必要なのではないかと思います。
次回は紅葉の季節に訪れてみたいと思いました。
六甲有馬ロープウェー スイスCWA社製の新ゴンドラで迫力ある空中散歩を堪能?
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こんにちは。
> 何度も乗り換えなければならない煩わしさも感じました。
> やはり都心部からの山頂までのアクセス、そして六甲山上拠点間のアクセスの抜本的な改善が必要なのではないかと思います。
私も同感です。
摩耶ケーブルやロープウェーは起点が駅から離れた山の手にあるので、どうしても起点でバスに頼ることになります。
これではなかなか観光客は乗ってくれないでしょうね。
インバウンド全盛時の話になりますが、六甲山や有馬温泉は神戸の観光地でありながら、大阪や京都からバスで東側からアクセスがメインになってしまっていて、神戸の市街地から切り離されているのが残念でした。
かく言う私も京都在住時には、京都から車で直接有馬温泉に行ったこともあります(笑)
有馬温泉や六甲山を神戸に取り戻すには、前にしん@こべるんさまがご提案なさっていたような都市型ロープウェーと組合せて三宮からの動線を作るのはいかがでしょうか。
例えば、新しくできる(はずの)JR三ノ宮駅ビルの上層階ー新神戸―布引ハーブ園ー掬星台ー天覧台ー六甲ガーデンテラスー有馬温泉とつなげていければ、都市型のロープウェーが眺望抜群の上に六甲山のハイライトを手軽に楽しめることになります。
この案だと三宮ー新神戸間と布引ハーブ園ー掬星台ー天覧台は新規にロープウェーを新設することになりますのでそれなりにお金は掛かりますが、ロープウェーの建設費は地下鉄の1/5とも聞いていますし、費用体効果を考えると悪い案ではないと考えております。
三宮ー新神戸間はフラワーロードを想定していますが、以前仰っていたような生田川沿いもいいでしょうね。
いずれにしても、三宮から直接アプローチできる構造にしなければ六甲山も有馬温泉も取り戻すことは難しいと考えます。
別件ですが、ロープウェーの冷暖房設備の有無が気になりました。
以前、夢風船がアルプス地方の寒冷地仕様の車にした時、夏場の暑さに乗客が耐えられなかったと聞いたことがあります。