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ミリオン観光が計画する三宮町1丁目のテナントビルプロジェクトは鉄骨建方が開始されると急速にその存在感を増してくるようになりました。
その要因はこの高さです。周囲の建物より遥かに高い地上11階という規模がこの建物を際立たせています。鉄骨が敷地一杯に組み立てられたのでボリューム感が増して尚更大きくなりました。
周囲の狭小ビルは頂部の屋上看板で高さの水増しをしているものの、実質は5階程度の為、今回の新築建物の半分の高さしかありません。
敷地もおかしな形状をしているので中央幹線に面して建物が扇型に広がっています。せめて左右の二棟と集約した建物になっていると見栄えは全く異なった事でしょう。
この南西街区の土地の集約を神戸市が率先する事はやはり難しいのでしょうか。一等地だけに地価高騰が続くと更に手を出す事か難しくなります。新港町のように国から土地を取得するのとは訳が異なり、地権者の合意を得る事はやはり相当な困難を極めるのでしょうか。
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建ってしまうものは仕方がないのですが、ここの風景を見るたびにテンションが下がります。
近距離の旅行者にとっては神戸の玄関口といっても過言ではないこの場所が、これでは開いた口がふさがりません。
井戸知事の言葉を借りれば、神戸の景観を損ねる諸悪の根源というべきでしょう。