トアロード

新築テナントビル「TRSX」1-2階に出店するカフェは?「a la ringo」produced by ワールド・ワン



トアロードと生田新道の交差点西角に竣工した建隆マネジメントの新築テナントビル「TRSX」。地上8階建で基準階面積は50.07平方メートルです。当初、地上1-4階はテナントが決定しているという話でしたが、現在は4-8階の5フロアで入居テナントを募集しているようです。



1-2階は真っ先にカフェが開業する予定で、既に内装工事が進められています。1-2階はメゾネット式になっており、内部に階段が設けられています。1階がカウンターやレジ、2階がテーブル席という構成かと思われます。



気になるテナントですが、開業するのはりんご専門店「a la ringo(あら、りんご)」。5月下旬のオープン予定です。



1階の内装の完成予想パースです。フロアやカウンター、階段等を木製で統一。ナチュラルなイメージで女子ウケを強く意識したデザインです。コンセプトは「青森りんごのスイーツを提供するCafe」。アップルパイやタルト、ケーキ等のラインナップが提供されるものと思われます。ドリンクもジュースやサイダーもあるでしょうね。



外観デザインのコンセプト。りんごの木の鉢植えを置く予定なのでしょうか。

このカフェを出店するのは近隣の下山手通2丁目・建創ビルに本社を置く株式会社ワールド・ワン。会社名だとあまり聞き覚えのない企業ですが、同社が手掛ける以下の飲食店ブランドは神戸の皆さんには馴染みがあるかと思います。

  • 土佐清水ワールド
  • 幡多バル
  • 山陰・隠岐の島ワールド
  • 青森ねぶたワールド
神戸を中心として東京や大阪にも店舗網を展開。現在、24店に拡大しており、地方自治体と協定を結んで『郷土活性化組合プロジェクト』を通じ、 全国各地の生産者や産地と直接提携・取引関係を構築。多彩で魅力的な郷土料理を提供する事をモットーとしている同社は急成長する注目企業です。



今回、TRSXに出店するカフェ新店はワールド・ワンにとっても初の新業態です。これまでは居酒屋をメインとして店舗網拡大を図ってきましたが、スイーツにも挑戦するようです。神戸から巣立つ飲食チェーンは面白い企業が割と多いですね。グルメの街・神戸で成功する企業は全国にも通用すると言えます。



ちなみにTRSXは何の略称だかご存知でしょうか。トアロード・サイド・クロッシング(Toa Road Side Crossing)が正解です。建隆はこのTRSX、磯上通のリリープラザワンビル等、ここ数年に掛けて新築ビルを立て続けに建設しました。これらに続く次のプロジェクトにも期待大です。同社の手掛けるホテルのプロデュースも見てみたいですね。
関連記事
トアロード

神戸BALのリニューアルは今夏から来春まで続く模様 7月から本館・ANNEXでリニューアルオープンを開始!トアロードビルの鉄骨工事も進捗

2024年7月22日
こべるん ~変化していく神戸~
進行中の神戸BALリニューアル工事は色々と次の展開が見え始めてきました。本館の改造工事とアネックス棟の改修が行われていますが、今夏か …

POSTED COMMENT

  1. kingi より:

    トアロードらしいテナントで良かったです
    これがコンビニだったらと心配でした

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です