建て替え工事が開始された神戸阪急ビル東館。第一段階として既存ビルの解体が必要ですが、その解体を進めるにあたって駅前のさんきたアモーレ広場(パイ山公園)が閉鎖されました。今後5年に渡って同公園は閉鎖され、建築資材置き場や建築事務所の敷地として活用されます。
既存の神戸阪急ビル東館の敷地全体を仮囲いで覆う作業が始まっています。
高架下の通路までもすっぽりと覆います。結局のところ、解体が行われるのは本当に現神戸阪急ビル東館のみのようです。
仮囲いはまだ現ビル内部の通路を避けて設置されていきます。しばらくは現ビル内の通路やコンコースは通行が可能なようです。
さんきたアモーレ広場(パイ山公園)はすっかり更地となりました。デコボコの山も石畳もうっそうと茂っていた木々も全て綺麗に無くなって砂埃の舞う平らな土地と化しました。
なぜか東館と広場を隔てるように仮囲いが設置されています。なぜ一体化しないのでしょうか。既存ビルの解体を段階的に進める方法に関連しているのかもしれません。
広場内の地下鉄三宮駅5番出口も通行ができるように仮囲いが設置されました。
着々と再開発に対しての歩を進める阪急ビル。20年動きが無かった分、実際に動き始めると目を見張るような勢いで工事が進んで行きます。その背後にはまだ水面下でのみしか動きの無いJRの三宮ターミナルビルが聳えています。数年後、建設中の神戸阪急ビル東館と解体中の三宮ターミナルビルの姿を同じ場所から捉えられていることを夢見て本日の記事を締め括りたいと思います。
神戸阪急ビル東館建替工事 さんきたアモーレ広場(パイ山公園)解体ほぼ完了
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おはようございます 角度的に jr 阪急と新しく生まれ変わったビルを同時に見れる日をお待ちしております
おはようございます。神戸阪急ビル東館建替えは本体工事、パイ山は阪急が神戸市にたいしての受託工事、または請願工事となるので管轄が別だと思いますが。
パイ山無いほうが広く感じますね。面白い形状の公園でしたが敷地が狭いので、山がデッドスペースを作り出して歩行スペースが狭くなるという欠点がありました。
都心部の駅前広場はやはり歩行者・利用者の動線を優先に考えるべきだと思います。ただ、この程度の広さなんですから全てドームで覆ってしまう位の事は考えて欲しいですね。
発表にあった新しいビル、阪急ビル東館の敷地以上に建っているように思えるのですが。。。線路上空を利用するとか、ホームを削るとか話になってるんでしょうか。
阪急駅ビルのパースを見ていると、西の三角ビルまでを含む範囲で建て替えすると見ています。工事の段階は分りませんが何期かに分けて工事を行うんではないでしょうか。各階の延べ床面積を比べると三角ビルを含まないと難しいと思うんですがね…。しびれをきらせた角社長が阪急単独で開発を始めたので、神戸版ナレッジ・キャピタルはたぶん入居しないでしょうね。阪急が駅ビル展望階開放やパイ山整備など誘致のために頑張ってやっていますが、入居するんだったら容積ボーナスなりあったはずですから。
JR三ノ宮駅ビルはなんと言っても、ここでも市の方があれこれ条件付けて遅らせているようなので、JR西の来島次期社長は「地元と歩調を合わせ絵姿をお見せ出来れば」という、何とも奥歯に物が挟まったような言い回しになっているんじゃないでしょうか。たぶん人参(ナレッジキャピタル入居・ポートライナー三ノ宮駅ビル跡地譲渡など)をぶら下げて市が考える形に、こうしてくれたら何かボーナスつけるなんてね。
とにかく駅前広場が欲しいのと三宮構想会議の進捗が気になる久元市長と、都心駅ビルとしての威容が欲しいJRとが噛み合わない状況でしょう。意外と久元市長は中央キャリア出身らしく時間がかかっても交渉するのが好きかもしれないです。
まあ、最後はちょっと意地悪い見方になってますが。