JR西日本は1日辺りの乗降客数が10万人を越える管内駅にホーム柵の設置を進めています。神戸市内では三ノ宮駅の設置が終わっていますが、次に神戸駅を対象として新快速明石・姫路方面の停車する5番ホームで工事が進められてきましたが、昨年末より稼働を開始しました。
JR駅では私鉄や地下鉄駅とは異なり、複数本のワイヤーを使った昇降式ホーム柵が主流になりつつあります。三ノ宮同様にホーム柵の上げ下げ前の安全確認が出来る様にモニターが設置されています。
昇降用ユニットはこれまで設置済駅と同じものです。降りている際のワイヤーの高さは1.3m。5本のワイヤーを上げ下げします。
最大開口距離は11.9m。
柵の延長距離は12両編成の新快速に対応する240mです。
5番ホームに続いて大阪・京都方面の新快速、快速が停車する2番ホームにもホーム柵ユニットの設置が完了しています。年度内にも稼働を開始するものと思われます。
これで人身事故が減ってより安定した定時運行が行われる事を願います。
しかしやはり解せないのはホーム柵の設置が2ホームに限定されている事です。予算の問題はあるとしても、三ノ宮駅は快速や普通電車の止まる2、3番ホームへの設置を行い、神戸駅では新快速停車ホームが対象となりました。残りのホームにも早期の設置を望みます。
JR神戸駅 昇降式ホーム柵設置 5番ホームの稼働開始
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神戸線って利用客数が多いのにも関わらず、
この冷遇ぶりは少しひどいものがあると思います。
JR西は大阪市内に集中投資し過ぎな印象です。
重要な拠点であるのはわかりますが、乗客の安全を最優先で考えてほしいです。
福知山の件で本当に反省しているのなら尚更。
ホームドア設置にあたっては、場合によってはホームの補強を行う必要があり、それにより工期も費用もかかるという理由があるので、設置するorしないの差はそこら辺によるものと思われます。