磯上通

磯上通周辺のプロジェクト

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今回は地味に変貌が進んでいる磯上エリアの近況をレポートしたいと思います。解体となった御幸通4丁目の朝鮮総連跡で建設工事が始まりました。

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三点式パイルドライバが杭打ち工事を進めていました。この場所には1階に物販店舗を構える地上14階建てのワンルームマンションが建設されています。完成時には117戸の賃貸住宅が供給されます。完成時期は来年9月の予定です。

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道路を挟んで向かいに昨年7月に竣工した「S-Residence神戸磯上通」。サムティが建設した賃貸マンションで地上13階建てで166戸を備えます。

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こちらは磯辺通2丁目に建設された「磯辺通D-room」。今年2月の竣工です。地上9階建ての賃貸住宅です。満室なのかあまり情報がありません。

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こちらは浜辺通3丁目に建設された弘貴第2ビル。地上11階建てで、今年の1月に竣工しました。同社は現在、ポートアイランド2期地区で第3ビルを建設中です。この建物は共同住宅ですが、一般的な賃貸マンションではないようです。建物名等も掲示されていません。第3ビルと同様に鹿島建設が設計と施工を手掛けました。こちらの建物も医療関係者向け専用の住宅なのでしょうか。

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最後は神戸海岸特養ケアセンター隣に完成した大型の賃貸マンション。生和コーポレーションのプロジェクトで「L・ISOBE三宮」と名付けられました。この物件も今年3月に竣工。地上14階建て・143戸で分譲マンションのようなクオリティ・設備を備えます。1階には店舗が入居ですが、まだテナント募集中です。賃貸マンションのグレードもグングン上がっていて、分譲と遜色ない物件も増えています。「持ち家神話」が崩れ、「買わない」という選択肢がより一層強まっているようです。

磯上エリアは一時はトアウェストに続いてカフェの街として盛り上がっていましたが、乙仲通等、都心の他地区にお株を奪われる形となり、バッテリーカフェの移転後あたりから急速に勢いを失ってしまいました。最近は駐車場や老朽化した事務所跡に賃貸マンションの建設が集中的に続けられています。10年程前には18階建ての再開発ビル計画がありましたが、頓挫しています。

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最近になって大通りに自転車専用レーンが敷かれました。兵庫区の大開通等にも設置されましたが、正直、どれ位の意味があるのか疑問です。

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磯上エリアはまだまだ開発用地に余剰がありますが、パッとしないのはなぜでしょうね。ビジネスホテルも複数存在していますし、そこそこお店もあります。三宮駅からもそう遠く離れていません。



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  1. 夢想家 より:

    最近は完全に賃貸マンション街となっていますね。
    結構ファサードが上品で、高級感ある作りが多いので、落ち着いた街並みなって来ました。
    ケーニヒスクローネの磯上邸や、好日山荘ができて、やや華やかな面も有りますが、いかんせん、オフィスビルが建たないので、OLのランチや仕事帰りの食事需要も少ないためかおしゃれなカフェの新規が少ないようです。
    一方マンション住民の需要を当て込んだ、コンビニや弁当店は増えています。
    三宮周辺の職場で働く単身赴任者や、転勤家族向けの賃貸住宅としては好立地ですのでしばらくは今の傾向が続くのではないでしょうか?

  2. とま より:

    やはり商売するには立地が大事です。
    立地とは導線のことで余程の魅力あるテナントでない限り、離れた場所まで引っ張ってこれません。

    この辺りが三宮東地区の発展に懐疑的な大きな理由です。

    三宮東地区に「これ」という売りになるテナントが進出できるかどうかでしょう。

    目玉が出来ればその業種のテナントが追随しますから。

    テナントに見放された場合は職住近接をコンセプトに分譲、賃貸マンション街になるしかないでしょうね。

    ファミリーを呼びたいなら教育に力を入れるような小中一貫校を作るとかの行政の政策も必要でしょう。

    話は変わりますが先日中央区タワーマンション住人に市からアンケートが取られていました。

    中央区は人口増加傾向ですので今後の都心居住の在り方を考えるためのものでしょう。

    行政、民間の思惑がどう動いていくか楽しみです。

  3. sirokuma より:

    再開発ビルは建隆コーポレーションでしたね。今ではコインパーキングとモデルルーム用地です。建隆は、小規模のリノべには熱心なんですけどね。
    このところ旧居留地のTHE FORTY FIFTHもパッとしませんし、栄町通1丁目のMRSXビル、特にその隣の建栄ビルなんて本当にもったいない良い場所なんだけどね、いかんせん古ぼけたビルでパッとしない昔カルバンクラインが入居したときにはパッと明るくなったけどね。同社は、このほか建隆ビルI・Ⅱやエディーバウアーのビル、フラワーロード西エリアや北野町エリア・トアロードにも大小のビルを数多く保有しています。
    しかし、残念なことに建隆も銀泉と同じく、現状もしくは更地で長期保有するばかりで再開発には無関心ですね。これらの企業が中心部を保有している事が、三宮・元町エリアが代謝しなくなった一因でしょうね。
    これらのビルが再開発されると神戸の中心地の表情も大きく変わるんですが残念です。
    現在、建隆グループのビルは空家も多いように思います。ビル経営では投下資本を抑えることは大事なことですが、建隆グループは、数多くのビルを保有している訳で、神戸市のリーディングカンパニーの一社としての責務も少しは考えて欲しいですね。せめて他社に売却してくれたらなぁと思う今日この頃です。

  4. しん@こべるん より:

    夢想家さん
    定住人口が増えることは悪いことではないのですが、あまりにも住宅一辺倒の状況は健全ではないですね。バブル期はオフィスビルがこぞって建てられたエリアだけに何とももどかしい限りです。

    とまさん
    何か起爆剤となる施設や集客の目玉ができれば状況は改善されるのでしょうか。いっそのこと磯上公園を何らかの形で活用でしたいですね。

    sirokumaさん
    建隆、銀泉と元気のない企業は資産をぜひとも売却して欲しいですね。

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