伊藤忠都市開発が計画を進めているハーバーランドのタワーマンション「クレヴィアタワー神戸ハーバーランド」の建設状況をお伝えします。躯体工事は順調に推移しております。すでに15階程度にまで達しており、上棟も見えてきました。
カルメニ前の交差点からの存在感も日に日に増しています。
南側からの重量感も増量中。
低層階の外壁塗装も順調に進んでいます。テラコッタ調の暖色です。隣接する神戸情報文化ビルの色調にも似ています。統一感を生み出すことを狙ったのかもしれませんね。
はねっこ広場を挟んで。テラスから見下ろす界隈の夜景は綺麗でしょうね。こうしてしげしげと眺めてみると幅広のL字型の構成ではなく、敷地南側に寄せて幅を狭めて階層を増やして30数階のタワーにできなかったのでしょうか。その方が神戸情報文化ビルと被る部分も最小限になったかと思います。幾ら階層を増やしても、パークハウスのタワーが眼前に聳える限り、正面の景観はスポイルされてしまうことや建設コスト増を考慮した結果なのでしょうか。
煉瓦倉庫の後ろに聳えるクレヴィアタワー神戸ハーバーランド。一定以上の敷地面積にマンションを建設する際のデベロッパーの方向性として、そこにタワーを建てるのか否かを決定する要素には興味深いものがあります。この敷地もそうですが、和田興産が進める浜辺通6丁目の計画もあれだけの敷地でありながら、タワーという選択肢は封じられました(20階なので広義ではタワーに分類されますが)。建設コストを抑制し、販売価格を抑えて完売を目指すのも一つの戦略です。都心立地が必ずしもハイステータスでなくなった昨今、タワーレジデンスに求められる立地や在り方も変化してきているのかもしれません。
高さを増してきたので、ハーバーランドのスカイラインに変化を与え始めました。右横のタワークレーンはパークハイツ神戸ハーバーランドタワーの建設現場です。2棟の完成後は厚みを持ったスカイラインに変化することでしょう。
クレヴィアタワー神戸ハーバーランド
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神戸三ノ宮は他の都市に比べてタワ-マンションがやたら多いようです。
あまりにタワーだらけになるのもどうかと思いますが、
神戸の地域経済が発展する上で必要な要素と思います。
かつては山手の高級住宅地が人気でしたが、
今は海側のタワ-マンションにシフトしてますね。
利便性を考えれば合理的です。
どんどん人口流入が増えて、さらに活気ある街になって欲しいですね。
umieではないですが、同じ神戸駅徒歩圏では、相生町の大阪ガスの新開地ガスビル(850坪)と線路を挟んだ日商エステム(200坪)の土地でもマンション開発中です。両社とも商業/600%ですからボリュームがあり新開地港町エリアがどう変わるのか興味のあるところです。
宮っ子さん
タワーマンションが増えることは市場として有望と見られているということではありますが、最近は大阪の都心の勢いに比べて失速している感があります。勿論、バランス良くオフィスビル、ホテル、商業ビルも増えることが理想です。
sirokumaさん
ガスビル完全に解体されましたね。跡地の再開発はもう決まっているのでしょうか。やはり自社ブランドのアーバネックススでマンションでしょうかね。
こんにちは。
新開地ガスビルは、事業主は大和ハウス工業です。
施工は長谷工。
現地看板では
敷地面積:2715.21㎡
延べ床面積:14118.80㎡
階数:15F、B1F
総戸数は168戸(ファミリータイプ)
竣工予定:H28.3
単純に、容積80%位余っていますから45m以下に高さを抑え経済的な合理性を選択したんでしょうね。さすがにここで超高層の選択は無かったようです。
平均面積84㎡位のローコストマンションになりそうです。でもこの場所は意外と便利で新快速停車駅の神戸駅へ近く神戸市内を走る電車は総て利用可ですしumieやライフなど商業施設へも徒歩圏です。
日商エステムもファミリーマンションのようですからこのエリアに少なくとも200世帯以上住むんですね。湊町4丁目でも和田興産がマンションを建設中だし便利で安い地価の新開地エリアはもっと見直されても良いエリアだと思います。
sirokumaさん
次回、神戸駅周辺に行くときは新開地エリアの取材もしてこようと思います。地価も安く便利なエリアですよね。イメージがどうしても先行してしまいます。