ハーバーランドで建設中のタワーマンション「クレヴィアタワー神戸ハーバーランド」の建設現場にいよいよタワークレーンが登場しました。
ハーバーランドにタワークレーンが立つのは恐らく神戸情報文化ビルの建設時以来、実に17年振りのことだと思われます。
この日は素晴らしい青空に恵まれ、はねっこ広場ではフリーマーケットが開かれていましたが、まるでこのタワークレーンの雄姿を眺めるために集まった聴衆のようでした。
タワークレーンの登場は基礎工事の完了と今後は地上部の躯体工事に着手するサインです。いよいよクレヴィアタワーが徐々に姿を現していくことになるでしょう。
着実に変化を遂げていくハーバーにおいて時間が止まってしまっているのがハーバーランドセンタービル商業棟です。周囲の施設の活気ぶりをよそに、ひっそりと静まり返っています。
しかしようやくここに来て、動きがありました。同ビルのDUO神戸と直結する地下2階部分に新テナントの進出が決定し、商業棟の部分開業が進むことになりました。
進出するのは「カリモク家具」。ここに神戸ショールームを開業します。オープンは12月。
また、当ブログをご覧頂いているハーバー住人さんから頂いた情報によると、5階-地下1階部分でもテナントを募集をしているようです。概要は以下の通り。
5階-カルチャーゾーン
商談中
4階-カルチャーゾーン
絵画、彫刻、陶芸、漫画など作品の常時展示、生活雑貨、健康系、ペットフード、リサイクル店など
3階-地方物産・アンテナショップ・商店街
全国各地の商店街がまとまっての出店や農産品、工芸品、特にアンテナショップとしての出店など
2階-物販ゾーン
子供服、ファストファッションなどの物販店
1階-雑貨・コスメ・スイーツ・惣菜・催事
スイーツ、カフェ、地方特産野菜、地酒専門店、パン菓子、小物化粧品、バッグ、皮革製品、生花店など
B1階-グルメゾーン
全国各地のご当地グルメ店、居酒屋や立ち呑み処、フレンチ、イタリアンなどのランチ系、和食専門店など特徴あるテナントなど
テナント進出に向けてのコンセプトは「ご当地店集積地を目的とした商業施設を企画」。umieとは被らない方向での施設開業を目指しているようですが、明確なラインを引かずにオールマイティなテナントをバラバラに集めてもこれまでの二の舞になるような気がしてなりません。施設を所有するHMI社は独自運営は諦めてしまったのでしょうか。
クレヴィアタワー神戸ハーバーランドとハーバーランドセンタービル
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またバラバラにテナントを入れるということは、さすがに資金繰りに
窮して来たということでしょうか。大家稼業を端から見るものとしてその気持ちは
良く分かります。
そもそもumieとの繋がりを保つ意味でも、あの部分をがらんどうにしておくこと
自体が2重の意味でリスクが高かったと思われます。
しかし今更息継ぎテナントをバラで集客してみたところで、umieやカルメニと
カニバるのは容易に想像できますから(肝心なのはumieがポシャると言うまでもなく
ここもポシャるという観点です)、いっそのことイオンに丸ごと賃貸しして
リーシングも纏めてumieWEST MALL(もしくはumie サーカスとか)として
増床に協力するほうが、双方に取って良い経営判断だったのではないでしょうか。
まぁその場合の賃貸料は期待出来るものでは有りませんが、もともとの見積もりが
甘かったということですから損切りは素早くすべきです。(ホテルとホテルレストランの
売上げ増で賄うべき)
しかしこの辺りまで光を当てるというのが、さすがこべるんさんブログです。
たしかにここは懸案な上、下手な舵取りをしてほしくない立地でもあります。
カンさん
背に腹は代えられない状況なのでしょうね。あの規模の建物を所有するにはランニングコストも相当額でしょう。私もumieに組み込んでイオンにリーシングを委託する方法が最も街にとっても良かったんじゃないかと思います。商業棟のみ部分売却する方法は採れないのでしょうかね。
今日umieに行ってきましたが、駐車場は満車でフードコートも大混雑。
モザイクも大変賑わってました。
それだけにセンタービルの動向は心配です。
いわばハーバーランドの玄関に当たる場所ですから、
ここが寂しいとお客さんも「あれ?」と戸惑ってしまいかねません。
話は変わりますが、第三突堤の開発に動きがあったようですね。
宮崎カーフェリーが神戸に帰ってくるそうです。
西武時代から独特の陰気さが漂い、駐車場もumieと別会計
1階2階はまだそれなりに客入りもありそうですが
その上階は討ち死に間違いないでしょうねえ
ほんとうになぜイオンに委託しなかったのでしょう・・