布引町の新神戸サンホテル跡地で計画中の新ビジネスホテル「ユニゾイン神戸三宮」。その建設工事は順調に進んでおり、鉄骨建方もほぼ完了し、デッキプレートの設置も終わったようです。
建物のスケールが明確となり、かなりの存在感を発しています。今は薄手の養生ネットを被っていますが、今後は足場が組まれた後で、もっと厚手のものに掛け替えられるのではないかと思われます。
驚いたのは忽然と最上部にタワークレーンが登場していたことです。鉄骨建方にはホイールローダー式のクレーンが投入されていましたが、鉄骨建方完了、棟上後にタワークレーンが設置されるのは珍しいです。
ユニゾインの建設現場から程近い角地にあったイスズベーカリー本店を含む敷地は再開発を控えています。
閉店したベーカリーの本店も解体作業が大詰めを迎えていました。更地化された後、本格的に工事が始まるものと思われます。ここには地上13階建ての店舗付き共同住宅が計画されていましたが、事業者の変更に伴い、計画は白紙撤回。新たな計画では「布引町TAKAI B.L.D新築工事」として地上10階 延床面積3,026.54平方メートル 鉄骨造 店舗・事務所付共同住宅といった概要になっています。ビルの完成後には仮店舗にて移転営業中のイススベーカリーが戻ってくる予定です。
加納町交差点付近が俄かに活気づきそうです。新しい建物が集積し、フラワーロードと山手幹線という神戸を代表する大通りが交差するのに相応しい都市景観の誕生に期待が持てます。この勢いで周囲に点在する低度利用地の有効活用も促進される事にも期待したいですね。
ユニゾイン神戸三宮新築工事とイスズベーカリー本店跡地
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