既存施設、設備の解体を終えて、大規模な再整備工事が進められている須磨海浜水族園及び海浜公園。敷地東側は須磨シーワールド内の新施設群の建設が進行中ですが、西側は松林を中心とした緑地を再整備する作業が進められてきました。
最西端エリアは現在、フェンスによる仮囲いが設置されており、全面的に閉鎖されています。
この工事エリアは国民宿舎の「シーパル須磨」を中心としていました。この建物の解体撤去工事が終わり、更地化が完了しています。
そして神戸市はこの最西端地区を海浜公園再整備事業1期工事エリアとして位置付けており、月末までに整備工事を完了し、6月1日から一般開放を始めると発表しました。
https://www.city.kobe.lg.jp/a53501/kouenpress/187387191665.html
須磨海浜水族園・海浜公園再整備事業1期工事エリアの開放および2期工事エリアの工事着手
再整備が進められた閉鎖中の再整備事業1期工事エリア内の様子です。松林を縫うように通路が整備されました。
既存の通路も再舗装されました。多目的広場や遊具などを整備しているとの事です。ただ大々的に一般開放と発表する程、劇的に内部が変化したという感はありません。
この西側エリアにはシーパル跡にコミュニティ広場が整備される予定ですが、それ以外は松林としての活用が主です。将来的にはグランピングがこの林内でできるようになるのかもしれません。
仮囲いに掲示されているこの西側エリアの旧和田岬灯台周りの様子は複数の低層建物が並び、舗装路も大きく拡大しています。少なくともこのイメージにはなっていません。これらは上記図面のB、C棟でしょうか。
松林の中には2階建ての大きな建物や芝生広場が整備されている様子も描かれています。これはこれから工事に着手する東側の2期エリアの松の杜ヴィレッジとすまっこ広場を描いたイメージかと思われます。
白い建物はパークコンシェルジュ棟でしょうか。
松林の背後に広がる更地がシーパル跡に整備されているコミュニティ広場です。
須磨シーワールドの各施設群も着々と建設工事が進んでおり、一部の建物は既に躯体工事に移行しています。その様子はまた近日中にレポートしたいと思います。段々とオーシャンリゾートが姿を現しつつあります。