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いよいよ今月末の開業に向けて仕上げがラストスパートに入った神戸三宮阪急ビル。既に高層棟の東館はライトアップを開始し、メインのエリアの工事はほぼ完了。残るはテナントの内装工事と開店準備という段階に入りました。これに伴い、供用を開始したエリアも更に拡大に至っています。
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東館1階の様子
東口改札階へと連絡する東館の1階は駅前広場や地下鉄三宮駅とも連絡する賑わいと交通拠点機能を有するボイド空間です。
1階北西側のテナント区画に入るアメリカンファーマーシーも内外装の工事が終わったようで、開店準備を進めています。
吹き抜けに面した入口にも店名のロゴが取り付けられました。「4.26 MON OPEN」のチラシも窓に貼られて開業をアピールしています。
イベント広場に面した入口です。東館1階にはこのアメリカンファーマシーの他、コスメ雑貨のカラーフィールド、青山フラワーマーケットの3店舗が開業します。
東館2階の様子
東館2階の券売機奥の様子です。以前と様変わりしている事が一目でお分かり頂けるかと思います。右側には3階へと連絡するエスカレーターが現れ、左には新たな自動ドアの入口が出現しました!
こちらが先日までの様子です。
この新たに出現した入口は建物上層階に会議する宿泊特化型ホテルの「remm+神戸三宮」への専用エントランスです。まさに駅直結とはこの事。ホテルから直接駅のコンコースに連絡する利便性を有しています。
2階の通路横のこのテナント区画には三宮町より移転する大和証券神戸支店が入ります。
通路に面した窓にはデジタルサイネージが並びます。株価やマーケット情報、利率等の案内表示をするものと思われます。
そして更に奥のテナント区画には阪急グループ旅行代理店の阪急交通社が旧居留地より移転開業しました!
既に3月29日より新たな神戸センターとしてオープンしているようです。EKIZO神戸三宮内の施設としては開業1番乗りを果たしました。
前述のアメリカンファーマシーの上部アーチ窓は2階の一部という粋な造りです。ここからは1階の階段周りの吹き抜けが見えます。
テナントが揃った2階通路は明るい印象に変わりました。
通路の南側はコインロッカーが設置されました。
東館3階の様子
そしてエスカレーターを使って3階に上がります。本邦初公開となります!
エスカレーターの部分は2層吹き抜けの空間です。
3階の通路周りの様子です。3階までがEKIZO神戸三宮として構成されています。
このフロアは阪急阪神不動産の「阪急阪神の仲介」がこれまで無かった神戸営業所を構えるようです。
そして3階には更なるエントランスがあります。
ここは4-15階の12フロアあるオフィスの山陽エントランスロビーです。この奥にオフィス階専用のエレベーターが4機備わります。ロビーとエレベーターホールは全面板張りです。このビルのオフィス勤務者も2階コンコースからエレベーターで3階に上がってからエレベーターで各フロアにアクセスする駅直結の通勤という贅沢な環境です。
3階奥には共用トイレがあります。
上層階のオフィスやホテルもこの調子でどのフロアも上質感に溢れている事でしょう。
2階改札外コンコース
2階改札外コンコース内の1階に連絡するエスカレーター横のテナント区画にはファミリーマートが出店するようです。コンコース内の利便性も向上しそうです。
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今週に例の斜め柱の仮囲いが変更されているのでようやく柱の仕上げをするのではないでしょうか?
完成予想図では斜めのまま丸柱でグラフィック貼のようですが、丸柱だと吹抜けからはみ出ますので、興味深いですね。
神戸はこの1本ですが、梅田阪急ビル西側は隠れて要るのでわかりませんが、全部これ以上に斜めっている柱です。
地下鉄南行ホームを拡張する時に旧阪急ビルの外壁を利用しているので、建替の時ホームが変形する恐れがあったため、地下の部分をかなりセットバックしてから地上部で斜め柱を建てています。神戸三宮阪急ビルも増築部分が既存地下より深いので鉄道近接施工要領に則って干渉しない様にされていると思います。