神戸で水族館と言えば、今話題沸騰中のatoaや建て替え中のスマスイかと思いますが、垂水にも水族館があるのをご存知でしょうか。
マリンピア神戸の中にある「マリンピア神戸 さかなの学校」は神戸市が運営する神戸市立水産体験学習館です。このさかなの学校が今年7月にリニューアルし、新しい集客施設として静かなブームを呼んでいます。
リニューアルによって誕生したのが、「マリンピア神戸ちいさな水族館」。その名前の通り、とても小さな水族館ですが、入場は何と無料です。
しかし無料と侮るなかれ!なかなかどうして立派な展示施設なのです。入場すると、出迎えてくれるのが館内最大の円筒水槽。
美味しいではなくて、可愛いイワシの回遊を見る事が出来ます。
奥にある大型水槽には大型魚も展示されています。
サメやエイ、鯛等が泳ぎ回っています。
ガシラ・一般名カサゴ。刺身も煮付けも唐揚げも美味しい高級魚。テトラの穴釣りでよく釣りました。
何と巨大なウツボまでいます!
珍しいけど、気味の悪いウミケムシ。
タツノオトシゴのようなサンゴタツ。
ノビノビとした蛸。水族館でこんなにリラックスした蛸は見た事がありません。
極め付けはコイツ。オオグソクムシ。一瞬、グロいと思いましたが、暫く見ていると、そのユニークな動きや元気に泳ぎ回る様子が何だか可愛いらしくなってきました。
くるりんっとひっくり返って遊んでいました。
他にもアナゴやウナギ、珍しいアカメもいます。基本的に神戸が面する瀬戸内の海にいる生き物を展示していますが、入場料無料の水族館としては非常に充実している内容かと思います。マリンピアを訪れる機会があればぜひ!オススメです。
https://marinpia.com/
神戸市立水産体験学習館 さかなの学校
神戸の見所: さかなの学校・マリンピア水族館は小さいながらも見応え十分!
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「さかなの学校」も「atoa」もスマスイの元指定管理者のアクアメント社が関わっており、特にさかなの学校はスマスイ元飼育部長の大鹿さんが校長で、水族館も、純粋に魚を見るための、日本一の無料の水族館、を目指しているはずです。
atoaとさかなの学校、両極端ではありますが、これからの水族館の2つの形に対して、旧スマスイのスタッフが関わっているのは興味深いです。
そういう動きからすると、逆に今度できるシーワールドが心配です。シャチやイルカのショー主体、、悪くはないがコンセプトとして大丈夫?という気がします。
昔はイルカを須磨の海で飼う実験してたり、ウミガメを空港島で養生させたりしてましたが、そういう方向も良かったんじゃないかな、、、とは思います。
昔ここで子供をよく遊ばせました。普通に神戸沿岸を泳いでいる魚たちを見るのは可愛らしいです。よく食べる魚を見れるのも面白いし魚種も多いですね。神戸市は栽培漁業にも力を入れていますが、運が良ければマリーナの桟橋を利用して行われるヒラメの稚魚の放流とかの体験も無料でできましたが今はどうなのかな。
今度活用が決まったマリンピアのラグーンにもかなりの数の真鯛やチヌが泳いでいます。