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日本郵船が保有していた旧神戸郵船ビル及びその西側に広がる駐車場約1,300平方メートルが売却されました。郵船ビルは日本港運に、駐車場は和田興産が取得。5月にはタイムズである西側でボーリング調査が行われていた模様をお伝えしました。
郵船ビルの専用駐車場として使われていた東側も機械式駐車場が撤去されました。
そしてこちら側もボーリングの試掘調査が行われています。
駐車場は1,300平方メートルもあるので敷地面積的には超高層マンションの建設も可能です。
そして掲示ホヤホヤの開発事業計画のお知らせが出ました!
掲示された計画概要を下記にまとめます。
名称 | |
---|---|
所在地 | 神戸市中央区海岸通1-1-2 |
規模 | 地上19階 地下1階 |
敷地面積 | 1,322.33㎡ |
建築面積 | 1,002.53㎡ |
延床面積 | |
高さ | |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
用途 | 共同住宅 128戸 |
設計 | 大土呂建築設計事務所 |
施工 | |
事業主 | 和田興産 |
完成予定 | 2022年5月 |
敷地計画です。東西に長い形状の敷地ですが、竣工寸前の中山通のワコーレ ザ・神戸トアロードのように板状のマンションになるのでは心配していたのですが、そこそこの奥行もあるので、内廊下構造のマンションになるのではないかと思います。
敷地面積的にはタワーマンションの建設が可能でしたが、和田興産が取得した事でその道は断念されました。スケジュール的にも都心部において1,000平方メートルを越える敷地に建設される建物の住宅用途が容積率400%上限に規制される条例の施行が来夏に迫る中で、滑り込みとなる計画の一つとなる模様です。この土地の開発に巡ってはエリアに対する高さ規制もあり、他のデベロッパーの触手は動きませんでした。
神戸郵船ビルに隣接しているだけに、低層部の意匠は自ずと統一性が求められる事になります。しかしそれ以上に稀少性の高い物件になる可能性を加味して、住戸部分にもデザイン性を高めたファサードを期待したいです。設計はワコーレ専属となっている大土呂建築設計事務所。気合を入れて欲しいと思います。今年11月に着工予定です。
神戸郵船ビルは既に神戸メリケンビルにその名称を変更しています。建物の売却後も日本郵船が関西支店をそのまま継続して入居中です。日本港運はこのビルの他、三宮のサンプラザ、センタープラザのフロアを区分所有している点も興味深いです。
1階で営業していたGRAND BACKは今回の保有者変更に伴い閉店。同店はイオンモール神戸南内にその移転先を見つけた模様です。神戸メリケンビルの1階は再び店舗としてテナントを募集しています。
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ワコーレ
もう少しデザイン性の高いマンション施工出来ないんですかねえ
どこを見ても金太郎飴みたいな平凡なマンションばかりで。。