芦屋

地域探訪: JR芦屋駅橋上コンコース増築改良工事 事務所ビルの建設も進む



北側の駅ビルモンテメールのリニューアルが完了し、次は駅舎の改良工事が本格的に開始されたJR芦屋駅。7月より着手された工事は具体的に目に見える形で現れています。



駅南側には駅舎の増築部分と資材ヤードを兼ねて仮囲いが設置されています。



そしてその仮囲いの先の線路沿いの敷地では建築工事が進められています。JR西日本が地上3階 延床面積1,240平方メートルの事務所ビルを建設しています。



仮囲いの中では建設工事も進行しています。安定液プラントが見えます。増築される駅舎の柱を支える基礎の構築が開始されているものと思われます。



工事は各ホームでも確認する事ができました。



ホーム上の仮囲いは西側半分の全面に渡って拡大していく模様です。

改良工事の内容です。左側の突き出た部分が新たに増築されます。ホームを覆い隠すように橋上コンコースが建設されます。



これを支える為、ホーム下に杭を建て込む必要があります。同様の駅改良工事を行った尼崎駅では場所打コンクリート杭を採用していたようです。ホーム内には大型の重機を搬入する事は出来ません。



小型の特殊な掘削機を設置して作業を進めている様子です。

JR西日本は尼崎駅、広島駅等で橋上駅舎を増築してコンコースを拡大し、駅構内に商業テナントの出店エリアを提供する駅上スペースを活用する不動産ビジネスを展開しています。



既存改札外コンコースでも仮囲いが設置されている部分が出てきました。一昨年前に開店した駅弁の淡路屋です。改良工事に伴い閉店したのでしょうか。ただ仮囲いの前には簡易ブースが設けられて駅弁販売は継続されていました。



美しく生まれ変わったモンテメールから既存改札外コンコースに入るとそのギャップが非常に大きいのが現況です。駅改良工事が完了すればこの差は埋められて全体が刷新される事になるでしょう。

関連記事
芦屋

地域探訪:芦屋・JR芦屋駅改良工事 第II期リニューアルは3月22日(水)を予定 駅舎南側エスカレーターの設置工事も進む

2023年3月6日
こべるん ~変化していく神戸~
駅舎改良工事が進められているJR芦屋駅のリニューアルは官民連携で行っているプロジェクトです。新快速電車の停車駅にも関わらず、改良工事 …

POSTED COMMENT

  1. sirokuma より:

    駅舎と一緒に再開発される予定の商業施設併設の再開発マンションは、迷走していますね。
    9月1日付でJR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会の調査資料をHPで公開していますが土地建物の評価とビル建設費用の評価をやり直しているようです。事業認可した後でのちゃぶ台を返しで行政への信頼は大きく損なわれたと思います。
    12月頃には市による事業の再評価は終わるようですが、何とか当初案に沿う形で事業を完遂して欲しいですね。

  2. 太郎兵 より:

    モンテメールは、北側ですよ

太郎兵 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です