神戸市は六甲アイランドの活性化策の一つとして、シンボルとなるリバーモール空間を活用し、新たに足湯施設を設置する計画を進めています。
足湯施設が設置されるのは、リバーモール内はアジア・ワンセンター(旧P&G本社ビル)と神戸ベイシェラトンホテル&タワーズの間。
既に仮囲いが設置されて建築工事が開始されています。
工事名称は「リバーモール足湯施設新築工事」。10月に着工し、工期は来年3月末までとなっています。
足湯設置場所の隣には丘のように盛り上がったお椀を逆さにしたような水の吹き出し口があります。リバーモールですが、冬季だからか、現在は水が抜かれてリバーがありませんでした。
足湯施設の完成予想パースです。施設の供用開始時には再びリバー化する事になるでしょう。
足湯は浴槽に水深差(10~30cm)を設け、川のように上から下に向かって流れのある施設として設計されます。
この場所に足湯施設が設置される理由はやはり神戸ベイシェラトン&タワーズが掘削した天然温泉を活用するからだと思われます。
同ホテルは経営がホテルニュー淡路に変更された際、温泉を掘り当て、施設内に供給しています。シティホテルでありながら温泉が楽しめる異例のサービスによって、P&Gの島外転出以来、低迷していたホテルの稼働率をお向上させました。
今度はその温泉が周辺の活性化にも寄与するよう活用される事になるのでしょうか。
足湯は温泉町では見慣れた光景ですが、なかなか都会にはない施設です。布引ハーブ園内の足湯施設も人気があります。
六甲アイランドは取り巻く環境の変化に翻弄されてきましたが、神戸空港の国際化によって再び着目される機会を得る可能性も出てくるのではないかと思っています。海外の富裕層や財界人が神戸の居住性や快適性を認識すると、六甲アイランドは良い環境が整っています。商業エリアが息を吹き返すチャンスも生まれるかもしれません。
六甲アイランド・リバーモール足湯施設の建設が開始される 来春完成予定 神戸空港国際化で島は息を吹き返すか
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都心の足湯と言えば数年前まで神戸サウナの所にありましたね
そして今もあるか分かりませんがHAT神戸の渚の湯の前にも無料の足湯があり行った記憶があります