三宮再整備

さんちか1番街・2番街閉店が迫る!3番街・6番街へ移転に伴う改装リニューアルが目白押し



いよいよ閉店が迫るさんちか1・2番街。売り尽くしセールも残り僅かとなりました。神戸新聞が報じたところによると、閉店後の1・2番街のエリアの営業再開は3年後との事。想定以上の長期閉鎖となる模様です。



計画では1番街の中央に地下鉄三宮駅方面へ接続する幅員の大きな新しい通路を設ける他、2番街の北側の店舗エリアを縮小して、夢広場を倍の広さに拡大し、これまで以上に開放感のある空間に改造します。



夢広場は面積を拡大するのみに留まらず、全面的に刷新されるものと思われます。



さんちかは開業が1965年と半世紀以上前であり、その造りはウィンドーショッピングを前提としており、現代の地下街や商業施設と照らし合わせても構造上の古さを感じさせます。



リニューアル後のさんちかはこの構造にも手を入れるのかどうか。JR新駅ビルや三宮クロススクエアとも接続する地下空間は地上の新しいランドマークとも釣り合いの取れるシンボリックな地下街として生まれ変わらせる必要があります。



1・2番街の閉店を前に周囲のエリアでも仮囲いの設置されたテナント区画が急増しています。



1・2番街で営業していたテナントの約半数が廃業もしくはさんちかから撤退を決めたとの事です。残りのテナントはさんちか内での移転を予定しています。



特にライフ&ホームの3番街、ファッションコーストの6番街内の多くの区画で内装工事が進行しています。丸善ジュンク堂書店の区画も工事中です。



予想以上に工事区画が多いのに少々面食らいました。



1・2番街の大規模リニューアル後には他の街区についてもテコ入れを図っていくのでしょうか。



リニューアルされたエリアと既存エリアの間に大きな落差が生じてしまうのは避けたいところです。



1・2番街のテナントは若返りを図り、食料品店も誘致する事で集客性を高める狙いもあります。玄関口の地下空間はその都市の洗練性や底力を示すバロメーターの一つです。さんちかの何処となくひと昔の地下街感が改められ、新生・三宮に相応しい装いと機能を与えて欲しいと思います。

関連記事

POSTED COMMENT

  1. じゅん より:

    いつも楽しく拝見させていただいております。ご存知かもしれませんが、さきほどネットでニュースを見ていたらJR三ノ宮駅ビルのイメージ画像が公開されていました!

  2. kingi より:

    こべるんさんの興奮を想像して
    明日の記事を楽しみにしております
    さんちかの改装も付随しているみたいですね

    • しん@こべるん より:

      ようやくこの記事を書く事が出来て感無量です。何度も夢見ていましたので。

kingi へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です