トアロード

岡田様マンション新築工事 ファルマシアントアロードが竣工間近



トアロードと生田新道の西角交差点の開発で建設されている岡田様マンション改め「ファルマシアントアロード」が竣工を間近に控えています。ファルマシアントアロードは地上12階建の店舗付共同住宅で、1-2階を店舗、3-12階(26戸)を共同住宅とするスタイリッシュな複合ビルです。



建物1階の外壁中央に「PHARMACIAN TORROAD」のロゴが入りました。PHARMACIANは英語で薬剤師を意味しますが、通常はPHARMACISTが一般的です。後者は建物名には相応しくないので、フランス語のPHARMACIENに近い前者が選ばれたのでしょう。恐らく以前、この場所には薬局付きカーポートを営業がされていたので、これにちなんでいるものと思われます。



1階には以前の建物のテナントだったクリーニング店が、2階にはイタリア料理店が開業予定です。大きなガラスの開口部と赤煉瓦の外壁が特徴的な2階にお洒落なレストランの出店はこの建物の雰囲気にマッチしています。



私が単身者だったら個人的にも住みたいマンションです。最近の賃貸マンションは設備面では本当に分譲マンションと遜色がありません。

https://www.seiwa-style.jp/es/rent_building/23686669140000004849
ファルマシアントアロード 公式ウェブサイト

首都圏を中心に分譲マンションは価格が上がり続けており、寧ろ一戸建てが手頃になるという逆転現象が起きています。賃貸マンションの質が上がれば、買わないという選択肢もより身近になっているのかもしれません。特に神戸の都心部では今後、新築の分譲マンション供給は門戸がグッと狭くなり、都心の住宅供給は賃貸の増加に拍車が掛かる事でしょう。



もうまもなくこの交差点角地の開発が完了を迎えます。トアロードは比較的、高規格の建物の建設が進む神戸を代表するストリートです。今後もまだ通り沿いで低利用されている土地は高度利用が進む事を期待したいですね。三宮の再開発によって地価が更に上がれば不動産の流動化はより進む筈です。

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  1. sirokuma より:

    建隆のビルと店舗の階高がほぼ同じで一体感がありますね。
    遠目からは一つのビルにも見えるデザインが良いですね。

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