こべるん ~変化していく神戸~
三宮再整備

三宮プラッツ改修工事がいよいよ始まった! 施工は兵庫区の村上工務店 完成は来春予定



地下鉄海岸線の建設と共に整備された三宮中央通りとその地下に広がる駐車場や地下道。その中間に位置する出入り口をイベント広場として活用しようという構想が出てきたのが2016年。「三宮プラッツ」と命名され、2017年には公募型プロポーザルによって、20者からの提案の中から審査によって最終的に決定したのが、中央区の畑友洋建築設計事務所から提出された案でした。



しかしその後は改修工事が開始される事はないまま、2年が経過。その理由は施工者を一般競争入札を広告しても名乗りを上げる事業者がいなかったのです。

今年4月下旬に実施された再度の一般競争入札では3者が応じ、兵庫区の村上工務店が落札し、ようやく施工受注者が決まった事で8月1日に着工しました!



発注額は1.23億円です。落書き風に描かれていた黒板の案内はずっと「プラッツが新しくなる」と喧伝していたのですが、工事が始まる気配は皆無でした。



地下駐車場へと降りる南北の階段は閉鎖されました。

platz06.jpg

構想では、サンクン広場の上にシンボリックな屋根を掛けて、ゲートのようなランドマーク性を付与する他、屋根の表面は鏡面仕上げにして賑わいを映し出し、音楽イベントでは音の反響効果が見込まれる他、夜間のイベント時にも光を反射して万華鏡のような効果を生み出すとしています。

platz07.jpg

既存の手摺柵はメッシュ素材に変更して透過性を高め、階段には木目樹脂プレートを取り付けてベンチ化し、給水塔等の広場内設備を緑化。居心地の良いスペースへと改修される予定です。



地下階には足場等を設ける建築資材が運び込まれ、本格着工の準備が始まりました。



右のEV棟と左の給気棟の間に屋根が掛かります。まだ現状からは完成形が想像できません。



街中に賑わいを生む空間が生まれる事は良いと思います。ただ空間としての大きさは小さく実際にどれ位の効果を生むのかは未知数です。三宮中央通りの地下は通路空間になっていますが、沿道のビルは地下階で連絡していないので、人通りはまばらです。イベント広場として根付かせるにはソフト面での活用を充実させなければ、単なるオブジェになってしまうでしょう。完成は来春を予定しています。

関連記事

POSTED COMMENT

  1. yoshi より:

    今年の春に亡くなられてしまいましたが、神戸のライブハウス[太陽と虎]の店長松原裕さんが、このプラッツの活用を考えられており、音楽系のイベントなどをしばしば開催されていました。

    松原さんは村上工務店さんともお仕事されているようで「足踏み状態の某プロジェクトがあって」とか度々ブログで発言されていました。

    この辺ですとか↓
    [https://blog.comingkobe.com/%E5%85%A5%E9%99%A2%E7%94%9F%E6%B4%BB4%E6%97%A5%E7%9B%AE/]

    [https://blog.comingkobe.com/%e5%85%b5%e5%ba%ab-%e6%9f%b3%e5%8e%9f%e8%9b%ad%e5%ad%90%e7%a5%9e%e7%a4%be%e9%80%9a%e9%99%a2%e6%97%a5/#more-3132]


    今回しん@こべるんさんが取り上げてくださったプラッツ改修工事情報も、ひょっとしたらその1つかな?
    おっしゃられます通りソフト面大事ですよね。
    その点松原さんいなくなったのは痛い。
    めっちゃ一生懸命にアホなこと考えている人でしたので(笑)
    プラッツ成功しますように。

  2. sirokuma より:

    >三宮中央通りの地下は通路空間になっていますが、沿道のビルは地下階で連絡していない。

    これに尽きるでしょう。ここからわざわざ下に降り、何もない地下を歩くより、地上を歩いた方が気持ちいいですから。
    沿道のビルも原則、地下での連絡は不可だったと思います。
    もっと自由に連絡を許していれば、地下街が活性化し、例えばセイデンのビルとユザワヤのビルを地下で繋げこの通路へ連絡させるなど面白い街が出来たでしょう。同じ税金の使い方でも、一つの公共投資が別の民間投資を誘発するそのような都市開発を行うべきだと思います。

  3. 摂津国人 より:

    > ただ空間としての大きさは小さく実際にどれ位の効果を生むのかは未知数です。
    おそらく国際会館のサンクンガーデンのようなものをイメージした計画課と思いますが、サンクンガーデンが放射状でコンサートがしやすい形なのに対して、三宮プラッツは俯瞰するると長方形で狭く、イメージ図にあるようなコンサートなどは企画しにくいように思います。
    仮にコンサートを実施すると、地上と地下を行き来する通行人が通りにくくなるので本来の地下道出入り口としての機能が損なわれます。

    神戸市は、三宮プラッツを待ち合わせのシンボルにしたいようですが、利用客数が少なく赤字続きの地下鉄海岸線三宮花時計駅を除いて、各線の三宮駅からは遠く不便です。
    またサンクンガーデンには国際会館という集客施設がありますが、いずれの集客施設からも距離のあるただの地下道出入り口が待ち合わせ場所になってくれるようには思えません。
    残念ながら期待薄です。

  4. S.Y. Kobe より:

    何も生みださない無駄な公共投資の見本となりそうです。

    神戸市は効果を疑問視されるような小さなことに無駄な時間と労力を使いすぎです。数回の入札不調を繰り返し、ぐだぐだと何年も引っ張る現状は無能な組織の典型です。こんなことだから大型の重要案件も遅れ気味でけじめもつきません。

    私も仕事で居留地方面に向かう時、たまにここを通過することがありますが、ほとんど人はいませんし、エスカレーターもありませんので好んで歩くルートにはなりません。

    本件は完成記念のイベントを含め2~3回使われた後は忘れられ、維持費用のみが掛かる負の資産となる確率大です。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です