リノベーション神戸・西神センタービルの立体駐車場棟完成迫る 空いた敷地は賃貸マンションを建設予定

西神中央駅前のオフィスビル・西神センタービルの北側にある平面駐車場に立体駐車場棟の建設工事が進められてきました。建物の竣工が目前に迫まっています。



地上5階建ての立体駐車場棟。5層になった事で、収容台数は以前の平面だった頃よりも増加しているものと思われます。



近隣になでしこ芸術文化センターが10月に開館する事になり、同駐車場の利用者は同センターの来館者も多い事でしょう。



鉄の格子が入ってなかなか立体駐車場としてはなかなかスタイリッシュな外観です。



西神センタービルのテナントの看板が取り付けられています。



西神センタービルへアクセスする為のバリアフリースロープも新設されました。



この立体駐車場棟の新設は駐車場の収容キャパシティアップに加え、もう一つ大きな目的があります。



それは立体化によって、余る敷地を活用し、駅周辺に人口集積を図る事です。この土地を民間事業者に譲渡する為、土地利用条件付き入札を実施。



落札したのは双日株式会社。敷地面積2,425.37平方メートルに地上14階建ての賃貸共同住宅を建設する予定です。来春に着工し、24年3月に完成予定です。



双日はエキソアレ西神中央の運営も担っていますが、駅前の分譲マンションだと販売価格が高騰しがちで、購入層が高齢化しがちであり、賃貸マンションの建設により若いファミリー層や単身者の流入も狙う事になります。