垂水

リノベーション神戸・神戸市立垂水小学校校舎棟建設工事 I期工事西校舎の完成近づく 東校舎解体施工事業者入札も広告



リノベーション神戸の一環として、垂水駅周辺の再整備が進行中ですが、その一翼を担うのが、垂水小学校の建て替え計画です。拠点駅周辺の小学校は既に希少な存在ですが、老朽化した校舎を最新の建築に更新し、より良い環境での教育提供が可能となる事によって、通いたいファミリー層へ大きなアピールポイントなります。

神戸市立垂水小学校校舎棟建設工事









延床面積: 約9,940m²
規模: 地上5階
構造: 鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
施工: 明和・神東特定建設工事共同企業体
工期: 2021年12月7日〜2023年3月15日

現在の建設状況



今年3月の完成を目指し、敷地西側のプール等があった場所に教室や体育館から構成されるI期棟となる西校舎を建設中です。



既に躯体工事や外装工事は完了しているものと思われ、内部の仕上げが進んでいる模様です。



既に1階のエントランス・昇降口周りは足場が取り払われています。



建て替えが完了すると、教室数も増えて対応できる児童数も増加します。垂水駅周辺の再開発では中央東地区に310戸のタワーマンション計画が始動しましたが、残りのエリアの再開発でも同様にタワーマンションの建設が予想されます。



拠点駅周辺へのファミリー層の人口集積を図りたい神戸市にとって、学校の再整備も重要な課題です。



西校舎の完成を待って、この機能が代替される東校舎の解体を開始する予定です。東校舎は右の緑の屋根の建物です。



東校舎の解体は北側の一部を残して撤去を進めます。解体は今年8月末までの完了を目指します。東校舎の撤去後、二期工事として南校舎を新築します。



南校舎の完成の暁には、最後に北校舎を解体して、グラウンドを再整備の上、建て替え事業が完了します。



全体スケジュールとしては、25年度の完了を予定しています。神戸市はこの他、中央区で春日野小学校の校舎改築工事も予定しています。市街地エリア及び拠点駅周辺は共働き夫婦の増加により、利便性の高いエリアへの居住シフトが起きており、小中学校の整備強化は待ったなしの状況です。
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  1. めがねのおやじ より:

    垂水小学校、塩屋小学校はとても歴史のある学校だそうで、どちらも創立150年を数えます。その分、校舎は旧式で富裕層は私立校に通う児童がおり、中学生になると西宮市、東灘区、中央区、須磨区、高砂市、姫路市の進学私立校に行かせる親は珍しくないです。

    教育に熱心とされる親ほど私立志向は高く、中には西明石〜岡山まで新幹線通学させても、進学校に行かせる人もいます。結果、公立は「普通の子」が行く所とされてます。今回の垂水小学校の新設は、「公立離れ」を食い止める第一歩になって欲しい。共働きが今や普通なんですから、バス乗り換えの無い駅前高層マンションや、近隣の新しい中層マンションが出来て環境が整えば戻って来ると思います(私は公立支持です)。

  2. いかなごん より:

    市はタワマン規制で都心部から追い出しているのですから、この調子で郊外の住宅開発は責任持って誘導してもらわないとですね。垂水駅周辺はもう用地ないですから残りの中央エリアにあとタワマン2、3棟くらい建ってもいいくらいです。ウエステとレバンテがあの広い用地の割には控えめな住戸数、低層のパッとしない商業施設と、今となっては土地を持て余した再開発になってしまったなと思うところはあります。あと同じく快速停車の舞子駅前のTio舞子とその周辺も寂しいですね。

  3. kkbb より:

    JR垂水駅前が新たな脚光を浴びるなら、わたしが住んでいる灘区のJR六甲道周辺は、小学校が成徳小、灘小、西郷小、中学校が鷹匠中、烏帽子中があり、まだまだ児童生徒の受け入れキャパ十分と思えます。
    ですのでJR六甲道の駅前メイン六甲Aビルと、最近閉店した模様の阪神新在家駅前のフェニックスプラザ跡と隣接するダイエーを一体的に再開発してタワーマンション化できないかと妄想しています。
    なにせこの商圏にダイエー、コープ、業務センター、阪急オアシス、トーホー、ラ・ムーなどスーパーが目白押しなのと他にもショッピングモール、チェーン店、各種飲食店が活発に営業しています。
    現在、中途半端な中型マンションが次々開発されているのですが、人口増を謳う以上、この六甲道周辺はさらなるタワマン候補地として神戸市は見逃す手はないと思います。
    昔ながらの商店街は壊滅しましたが、これだけのポテンシャルがある立地を放っておくことは勿体ないと思います。

  4. sirokuma より:

    垂水駅周辺では駅北西側の旧垂水体育館と養護学校跡地に徳洲会病院が総合病院を新築中(2025年完成予定)です。
    そのすぐ北東側の南斜面に建っていた団地が解体されて4000坪位の敷地が生まれています。大橋を見渡す眺望の良い丘で駅徒歩10分圏内…マンションにピッタリだと思います。

    垂水区のJR垂水駅圏内では、少し離れますが、名谷IC付近の桃山台エリアでパナソニックが約213,800㎡の土地を造成中で今後589区画の宅地と利便施設が供給されます。
    https://www.city.kobe.lg.jp/documents/15473/mat04-179th.pdf

    暫くは垂水の人口は増えそうですが、私は既成市街地の再開発・ビル建替え=高層化を推進し郊外の残り僅かな自然林はなんとかそのまま保全して欲しいと思います。

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