サンベル400

サンベル400の解体工事が本格的に開始される 25年7月以降に新建築着工?



小野柄通・中央幹線に面して立つ立体駐車場ビルのサンベル400の解体工事が本格化し、下層階より足場と防音パネルの組み立て、取り付けが開始されました。



大和ハウス工業が解体工事を施工しています。事業主は建物と土地を保有し、通りを挟んで斜向かいに本社を構えるマークラー神戸です。



大和ハウス工業が単に解体工事のみを請け負うとは考え難いので、解体後に新たに建設される建物の施工も含めての受注かと推測され、既に次の建築計画が存在するものと思われます。



問題はその建築計画の中身です。正直、大和ハウス工業の手掛ける建物は、あまりデザイン性に豊かさはなく、どちらかと言えばコストを抑制した建築というイメージがあります。



これまでも同社が神戸の都心地区で担った建築は、自社ビルの大和ハウス神戸支店ビルを筆頭に、ポルシェセンター神戸、ダイワロイネットホテル三宮中央通り、ホテルSUI神戸三宮、グリーンリッチホテル神戸三宮、相鉄フレッサイン神戸三宮、神戸プラザホテルウェスト等と数は多いものの、いずれの建物もどちらかと言うとコストを抑える事に力点が置かれた印象が強いです。



隣には安井建築設計事務所が設計を手掛けた日新信用金庫クリスタルビルが立地します。この築浅ビルと並ぶ建物となる為、デザイン性についてはこれに調和の取れた建築となる事を望みます。



向かいにはバスターミナルI期ビルが建設中です。このエリアは新たな三宮の表玄関になる場所です。この立地に相応しい機能とデザインを有したシンボリックな開発が進められる事を強く期待したいと思います。

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