小野柄通5丁目の立体駐車場ビルであるサンベル400。地上7階建で、1階を店舗テナント区画、2-7階が自走式パーキングという構成です。
中央幹線の角地にあり、アイマークとしても目立つ存在で、コーナー部には時計をあしらい、単なるパーキングビルとは一線を画してきましたが、近年は老朽化も目立つようになってきました。
1階にはジーライオングループが運営していたモトーレン神戸BMW三宮支店やKobe BMW 三宮支店サービスセンター営業していました。これらは既に3年前に新港町やポートアイランドに移転し、空きとなっていました。
また2-7階で営業していたタイムズ サンベル400も10月末をもって閉鎖となりました。
遂にサンベル400全館が閉館となり、いよいよ何らかの開発プロジェクトが動き出す事になりそうです。
既にダイワハウス工業による解体工事の準備が開始されています!11月に着工、来年7月までに解体工事を完了する予定です。
発注主は道路を挟んで斜向かいに本社を置くマークラー神戸。マークラー神戸ビルとサンベル400及びそれらの土地の双方を保有しています。
サンベル400の向かいでは、現在、目下、雲井通5丁目の大規模再開発が進行しています。再開発ビルの完成後には周辺の人流が大きく変わる事が予想され、三宮東地区は飛躍を遂げる可能性が高まります。
その向かいに立地するサンベル400の土地は単なるパーキングビルとしておくには勿体ない立地です。敷地面積は1,600平方メートル程ありそうですが、ダイワハウス工業が解体工事のみを受注するとは考え難いので、解体後の開発も既に決定していると考えるのが自然です。
開発用途としては、オフィスやホテルの立地にも適しており、都市緊急整備地域内にも含まれています。直近でダイワハウス工業が都心エリアで施工した案件は、三宮町のダイワロイネットホテル三宮中央通りでした。どんな開発が進められるのでしょうか。
サンベル400が解体へ 高まる跡地再開発への期待 三宮EASTを盛り上げる事になるか?
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東急ハンズのビルも遂に解体工事が開始されたようです
裏側から解体が始まってました
この建物の裏にある雑居ビルなども老朽化してますし集約化して欲しいですね。