三宮再整備

こどもの本の森 神戸 新築計画 躯体工事が更に進む



東遊園地で竹中工務店による施工で建設されているこどもの本の森 神戸。安藤忠雄氏が設計、建設して神戸市に寄贈する予定の図書館新設プロジェクトです。

プロジェクト概要

こどもの本の森 神戸 新築計画









所在地 神戸市中央区加納町6丁目1番1号
建築面積 約650㎡
延床面積 約570㎡+200㎡(公園管理棟の一部)
階数 地上2階
用途 図書館
構造 鉄筋コンクリート造
設計者 安藤忠雄建築研究所
施工者 竹中工務店
竣工予定 2022年春

https://kodomohonnomori-kobe.jp/
こどもの本の森 神戸 特設サイト

建設状況の様子



鉄筋コンクリート構造2階建の建物は既に2階部分の躯体構築を進めているところです。足場で覆い、配筋とコンクリート打設を行なっています。



建物の北東側には通り抜けができる大きなピロティが設けられますが、この部分の構築も進み、段々と形状が分かるようになってきました。



ゴールデンウィークや日曜も工事が行われています。工期は12月15日までまだ7ヵ月あまりが残っていますが、内装工事も拘りがありそうなので、夏までには外観は完成させておく必要がありそうです。



高層ビルの真下にデザインが特徴的な低層の図書館というコントラストが新しい風景を生み出しつつあります。図書館の夜間の照明演出がどういう風に行われるのかも興味津々です。これから着工する税関前歩道橋と合わせて、夜間景観にも大きく手が入る事になります。



新港町の再開発エリアとの往来は現在のところは京町筋が歩行者にとってはメインのアクセス路となりそうですが、エリア東側の再開発が進めば、この東遊園地南側の人の流れも活発になってくる可能性があります。



海岸通側の園内への出入口も現在以上に間口を広げた方が良いかと思われます。



図書館南端のこの不思議な塔状の造形にも興味が湧きます。



こちら側を描いた完成予想パースは公開されていません。平面図にはこの部分に休憩室が設けられると書かれています。



既存の公園管理棟はまだ工事が始まっていませんが、2階が改修されて、新築棟とデッキで連絡し、会議室や事務室として活用されます。



既に開館している大阪のこどもの本の森 中之島に行かれた方のブログを見ると、素敵な場所のようです。ただ人気が高くてなかなか予約が取りにくいようですね。神戸も同様になってしまうのでしょうか。

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