こどものための図書館は10月に着工予定 22年春に開館 東遊園地再整備の旗印となるプロジェクト|こべるん ~変化していく神戸~
三宮再整備

こどものための図書館は10月に着工予定 22年春に開館 東遊園地再整備の旗印となるプロジェクト


建築家・安藤忠雄氏が設計、建築し、神戸市に寄贈予定の(仮称)こどものための図書館は東遊園地の南側エリアで正規化が決定しているこうべ花時計前に計画されています。2022年春の開館を目指していよいよ来月にも着工に漕ぎ着ける予定です。



計画されている建物は鉄筋コンクリート造地上3階で延床面積は約750平方メートル。



花時計の後ろにある階段と日除のあるベンチがあるエリアが建設予定地です。現在の階段の弧に合わせて曲面状に建物が設計されています。外壁はコンクリート打ちっぱなしの仕上げになる予定です。



建物自体の完成は2021年12月を予定しています。



聳え立つ高層ビルの足元に斬新なデザインの図書館が誕生します。このプロジェクトを皮切りとして東遊園地の再整備が開始される形になります。



図書館建設予定地に隣接するクラシックで味のある公園管理棟も改修されて2階部分が図書館と連絡し、閲覧室やフリースペースとして活用される事になります。

既にこの図書館会館に先駆けて大阪・中之島に「こどもの本の森 中之島」が開館しています。こちらも安藤氏が寄贈した施設です。地上3階 延床面積800平方メートルとほぼ神戸と同規模の施設です。



駅前エリアを中心として進行する三宮再整備ですが、東遊園地の整備も始動する事によって南北軸の回遊性が生まれてくる事を期待したいです。税関前歩道橋の架け替えも年度内に着工予定です。
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