今年3月中旬以来の取材となった大阪湾岸道路西伸部整備工事の六甲アイランド工区の現況です。気がつけば早くも8ヶ月が経過していたので、どれ位、工事が進捗しているのか確認が楽しみでした。

先行する工区の一部では、既に3基の橋脚の上に高架道路の橋桁が架橋され、遂に道路の建設が開始されたのを確認できたのが今春でした。橋脚の上に厚い道路の構築が行われています。

上空から見てみないと分かりませんが、既にアスファルトは敷かれているのでしょうか。

工事を進める為、臨港道路の南側は閉鎖され、東西方向両線は北側に車線変更・集約が行われました。

この架橋部のみで考慮すると、8ヶ月掛かってこの進捗率という事は、六甲アイランドの架橋工事が完了するだけでも10年近くを必要としてしまうのではないでしょうか。まだ未着工の工区が大半を占める現在、開通時期は20年後にも思えてきました。

次の橋脚3基の上に架橋する工事が開始されています。次の区間もまた約半年間が必要とされるものと思われます。

橋脚の上に鉄骨の橋桁の一部が載せられました。

上下線用に合計4本の橋桁が設置される予定です。

橋脚間のスペースに次の橋桁を連結する為、補強材が組み立てられています。
ここから東側の六甲アイランド東地区では、橋脚を設置する為の杭工事が継続しています。反対の西側の駒栄ランプ付近の地下区間も工事が続いています。この道路工事とリニア新幹線の東京-大阪間の工事はどちらが先に完成するでしょうか。開通時期を早めるには、複数区間の工事を同時に進めるしかありません。設計中とされる六甲アイランド-ポートアイランドの海上区間、ポートアイランド島内、そしてポートアイランド-駒栄までの海上区間も早期に着工し、せめて2034年とされているリニア新幹線の東京-名古屋間の開通と同時期に完成して欲しいですね。
大阪湾岸道路西伸部整備工事 六甲アイランド工区 この工事進捗率だと完成時期はいつになる?
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兵庫県がまったく協力しなくなったからですね。