栄町通は元町通5で建替が進められていたトマト銀行神戸支店。1-2階を占める同行支店は4月末に開業していましたが、3-14階の共同住宅部分は養生ネットが被ったままでした。そんな半分開業・半分建設中だった新ビルもようやくベールを脱ぎ捨てました。
周囲のデザイナーズマンションがスタイリッシュ過ぎるのかこの建物は意外とオーソドックスな外観になりました。
ただまだ完成とはいかないようで、1階エントランス部は仮囲いが残ったままです。内装工事もまだ進行中でしょうか。このエリアは賃貸マンションの激戦区です。これからまだまだ新規計画が目白押しで衰える気配がありません。オフィスビルからの建替えや駐車場がマンションに変わっていきます。
これは神戸だけに起きている現象ではないようです。大阪の都心でさえも淀屋橋や本町等の老舗の中枢オフィス街がどんどん賃貸や分譲マンションに浸食されています。不動産投資額がバブル期越えというニュースも出ていましたが、これは東京都心や全国の一部の都市・エリアは再開発が目白押しです。神戸の都心でも不動産投資という意味ではマンション開発によるお金は落ちています。しかし業務・商業系の開発にはお金の矛先が向きません。市も都心進出企業への税制優遇だけでなく、地権者が業務・商業系の開発に積極的になれるような補助金制度を設けるべきです。そしてマンション開発には課税してその財源に回すと良いでしょう。
新支店ビルに程近い乙仲通の角地で更地を見つけました。コインパーキングだった場所ですが、テナントを募集しているという事は何かしらの建物が建てられそうです。
トマト銀行神戸支店建替計画
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