北区

リノベーション神戸・(仮称)新北区文化センター建設工事 解体工事が完了し本体工事着工 鈴蘭台プラザ跡地も開発完了


北区総合庁舎の機能が鈴蘭台駅ビルのベルスト鈴蘭台内に移転し、老朽化した旧庁舎はその役目を終えましたが、その跡地にはに新北区文化センター・新北図書館・新すずらん児童館を集約した新北区文化センターを建設 現文化センターの建設が始まっています。



前回取材から1年が経過してしまいましたが、既存建物解体が完了した上で、難航した施工事業者の入札はようやく鴻池組と岡工務店のJVに決定しました。



工期は昨年12月から約2年後の27年6月末までを予定しています。今回も岡工務店が神戸市の公共工事を受注しました。



計画されている建物はは地上4階 地下1階 延床面積約8,500平方メートルを予定。三角形の敷地に合わせて、階段状の斬新なデザインを採用する地域拠点の公共施設となります。



高台の上にある三角形の建設地。下部と上部に大きな高低差があります。



仮囲い内部では山留工事が進行しています。



建物内に整備される新図書館は床面積1,500平方メートル、蔵書数は10万冊以上を予定しています。図書館が地域の賑わいをもたらす中核施設として機能する事が期待されています。西区、須磨区、垂水区、北区、中央区で老朽化した図書館が刷新される事になります。



新文化センターの基礎・地下躯体工事が終わり、鉄骨工事が始まるのは秋から冬に掛けてのタイミングでしょうか。建物の規模の割に工期が比較的長いのはやはり特殊な土地での建設工事だからかもしれません。



老朽化の上、解体された複合商業施設の鈴蘭台プラザ跡地にはいつのまにか新たな建物が建設されました。敷地の大半は駐車場になっています。



建設されたのは地上2階建てのクリニックモール。ベルスト鈴蘭台でも建物内の空テナントを埋めるのに苦心しているので、再び商業施設を建設する事は難しかったのでしょう。マンション開発になる可能性もありましたが、やはりここでも医療施設が不動産開発の解となりました。

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