旧北区総合庁舎を解体し、その敷地に新北区文化センター・新北図書館・新すずらん児童館の建設が計画がされていますが、いよいよこの工事を担う事業者決定の入札が神戸市より公告されました。完成期限は2026年2月27日とされています。
入札に参加する資格として、2~3社の特定建設工事共同企業体を特定し、既存建物の取り壊しから新築建物の建設工事を一括で発注する事になります。入札はWTO型総合評価落札方式が適用されます。
建設予定の建物は地上4階 地下1階 延床面積約8,500平方メートルを予定。既にイメージパースは公開済みで、三角形の敷地に合わせて、階段状の斬新なデザインを採用する公共施設になる事が示されていました。
今回の入札情報資料に含まれる図面から、ほぼイメージパース通りの建物が建設される事も判明。
特に建物デザインのハイライトである3-4階の吹き抜けを有する構造とこの外装をアルミカーテンウォールで覆う斬新な設計はまさにパース通り。モダンなデザインが光る建物になります。
平面図左が1階。南側にエントランスホールや多目的室、遊戯・学習室を設け、北側半分は車寄せ・ロータリー及び駐車場が整備されます。右の2階に新北図書館。この新図書館は床面積1,500平方メートル、蔵書数は10万冊以上を予定しています。
左図面の3階に文化センターの機能を集約し、絵画・工作室、調理室、談話室、交流スペース、会議室、トレーニング室、ラウンジ等が設けられます。そして右の4階には体育室、競技場、シャワー室や更衣室が設けられる設計です。
昨日の日経新聞では、同社の独自リサーチで評価した全国主要自治体の子育てしやすさランキングを公表しており、なんと2023年ランキングで神戸市が全国4位、関西エリア1位の座を獲得した事が掲載されました。主に評価された項目として、リニューアルされたこべっこランドの存在や各区に整備されている子育て支援拠点や全ての中学校区に児童館を設置する等の施策が評価された模様です。実際にこべっこランドは素晴らしい施設である事は事実です。
この新北区文化センター・新北図書館等の建築工事も住民サービスや生活の豊かさ向上を目的としており、リノベーション神戸にて進められているハード・ソフト両面のプロジェクトがこうしたメディアでの評価をきっかけとして、広く周知される事で、神戸の住環境の改善が人口減少の歯止めに繋がればと思います。
リノベーション神戸・(仮称)新北区文化センター建設工事 施工事業者の入札を公告 神戸市は全国子育てしやすさランキングで4位!?
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広告ではなく公告ではないでしょうか?