緊急特集 クレフィ三宮の内覧会に行ってきました

4月25日にリニューアルオープンを果たす三宮センター街の中核商業施設の一つである「クレフィ三宮」。同施設を所有・運営する安田不動産のご厚意で、前日の内覧会に招待して頂きましたので、緊急特集として開業前に改装された施設内外の様子を一足先にお伝え致します。



“Casual ＆ Stylish”のリニューアルコンセプトを元に京町筋に面したメインエントランスのファサードを一新。木目調の幾何学模様の意匠が斬新で目を引きます。



1階フロアの天井高は他階より遥かに高く、木目調の天井と明るい照明と共に開放的で上質な空間を演出しています。

1F


地下1階-地上1階は人気セレクトショップのBEAMSが駅前の三宮ビル南館から移転オープン。



クレフィ店ではこどもビームスが神戸初オープン。

2F


2階にはリニューアル前と同じ場所に戻ってきたSHIPS。BEAMS X SHIPSの二大セレクトショップが顔を揃えたことで施設の集客力は大幅に向上するものと思われます。



明るい店内は以前よりも開放的です。



三宮中央通り側にはABAHOUSE。アバハウスインターナショナルによる新コンセプトショップで、新業態としては関西初出店となります。

3F


3階は全フロアをURBAN RESEARCH DOORSが占めています。



ミント神戸やumie(ウミエ)に複数の業態で展開中の同ブランドですが、空白地区であった三宮センター街エリアに初進出となります。



広い店内を活用して、三宮中央通り側にはgreen barと呼ばれるカフェを併設。

4F


4階はスポーツショップの店舗が集結。中央にはアディダス ブランドコアストア。



三宮中央通り側にはABC-MART VANS。



XLARGE®/X-girlとSTUSSYもリニューアルオープン。

5F


今回の改装対象で最上階にあたる5階はこれまでと同じ場所にディズニーストアが復活。



三宮中央通り側には神戸発のKNOCK OUTが出店。



ライフスタイル提案型施設として改装を終えたクレフィ三宮。開業後10年を経て大きなパワーアップを図りました。これまでの人気店を残しつつ、更に集客力の高いテナントや業態を追加して、全方位型のファッションビルとして再起します。エスカレーターの昇降方向も見直されて、各フロアを迂回せずに目的のお店へストレス無しで行けるようになりました。



京町筋のアーケードに吊り下げられた新しいフラッグもクレフィ三宮の新たな門出を祝っているようでした。

三宮駅前周辺の再開発が進むのか進まないのかはっきりしない状態が続く中、梅田や姫路、umie(ウミエ)等、周辺地区で新しい施設の開業が相次ぎ、相対的に三宮の存在感の低下が懸念されています。その中で安田不動産はセンター街や三宮中央通りの活性化に基軸を置いた投資を継続しています。昨年はセンター街にフライングタイガーを誘致。今年はクレフィをリニューアル。周辺部の空きビル取得にも積極的であり、将来を視野に入れた先行投資も辞さない覚悟でエリアの活性化に寄与しています。残念ながら現在の神戸にはかつてのダイエーのような力のある街造りの先導役が存在しません。そんな状況下で安田不動産という東京資本のデベロッパーが神戸の中心にいる事にはまだ希望を感じることができます。

クレフィ三宮はいよいよ明日オープンです。