ハーバーランド東(弁天)デッキ改良工事 本格的な橋脚基礎工事が進行中

地中埋設物の移設工事がようやく完了し、本格的な建築工事が開始されたハーバーランド東(弁天)デッキ改良工事。



弁天町交差点の上に掛かるハーバーランド東デッキからハーバーロードを南に下る歩行者デッキを建設・延伸し、umieノースモールやモザイクへのアクセスを改善する事で、回遊性を高める狙いです。



歩道の東側半分が仮囲いに囲われ、デッキの橋脚を立てる為の基礎工事が進められています。



橋脚の基礎部分です。掘削や山留めされた内部には既に杭が建て込まれており、橋脚の足元を支えるフーチングコンクリートが打設されます。



歩道の半分を活用した工事なので、投入されている重機や工具も通常の建設工事と比較さるとサイズが小さめです。



複数の柱の基礎を同時進行で構築しています。



デッキができるとその下の歩道は雨除けや日除けとしても機能するのでしょうか。歩行を妨げない設計である事を望みます。



完成までにはまだ1年半の工期を残しています。実際に橋脚が立ち上がってくるまでにまだ半年近く掛かるでしょうか。橋桁を載せた後の工事は素早く進むのではないかと思われます。



umieノースモール前の橋脚基礎工事も開始されました。



山留されて、四角い形状で掘削が進んでいます。



ノースモールの2階に連絡し、南側は階段となります。バリアフリーとしては、モール内にアクセスする事によって実現します。



ハーバーランドの不振時には動線の改善が強く求められていましたが、umieの開業後には動線の改良の話は聞こえなく成りました。今回のデッキ工事はハーバーランドに人を呼び込むというよりも、西元町方面とハーバーランド間における回遊性を高める事が狙いかと思われます。将来的には、弁天町交差点以北から元町商店街へデッキが延伸されると、更に回遊性は強まるかもしれませんが、沿道にはマンションが多く立つ点や景観上のデメリットがハードルとなるでしょう。