ケーニヒスクローネが運営していたレアル プリンセサ・リカルディーナ磯上邸は地中海・スペインの風景を思わせる極上のカフェ空間の提供をコンセプトとして営業していましたが、残念ながら閉店してしまいました。
閉店は知っていましたが、久しぶりに建物の前を通ってみると、なんと解体工事が進められており、すでにその姿は完全に消失してしまっていました。また解体されてみると、結構大きな敷地であった事が分かりました。
磯上通は最近、イーライリリーの新本社が稼働したり、ファミリアの本社が移転してきたりと動きが活発になっています。将来的には北側にバスターミナルビルが完成し、JR三ノ宮駅の新東改札が開設される予定であり、このエリアの利便性が高まる事は必然とされ、最近ではそのポテンシャルが見直されているものと思われます。この場所は角地ですし、今後の活用法については非常に気になるところです。ケーニヒスクローネが土地を手放すのであれば、ホテルやオフィスビル等の用地として活用を期待しています。ケーニヒスクローネがもしやホテルの2棟目を建設するのならそれも大歓迎ですね。
先日、そごうウイングに多くの空きテナントがある事をお伝えしましたが、1階のケーニヒスクローネ跡には新たなテナントが出店するようです。内装の改修工事が行われていました。残念ながら建物の開発の可能性は無くなりました。
しかしながら磯上邸といい、そごうウイングの店舗といい、ケーニヒスクローネの都心店舗のリストラが続いています。双方とも不採算店だったのでしょうか。ここ最近、神戸スイーツ店の廃業がクローズアップされています。全国展開する人気店のケーニヒスクローネがまさかとは思いますが、少し心配です。
そごうウイング向かいの三宮プラザビルですが、イーライリリーが転出したイースト棟の改修工事がまもなく完了しそうです。
ケーニヒスクローネ レアル プリンセサ・リカルディーナ磯上邸の解体工事が進行中 跡地利用の行方は!?
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コインパーキング運営後、建築です。
神戸のスイーツ、神戸ビーフ、灘の酒など、神戸の誇る食文化は何としても後世に残していかなければならないと思います。
やっぱり街に誇りを持たなければ再開発もうまくいかないでしょうし、消極的な考えばかり浮かんでしまうように思います。