神戸真珠会館

(仮称)神戸旧居留地PJ新築工事が着工 物件名は「ブリリア神戸旧居留地」に決定



旧居留地・122番地にあった旧神戸真珠会館跡地にて東京建物がプロデュースする新築プロジェクト「(仮称)神戸旧居留地PJ新築工事」が遂に始動しました。昨年末より既存建物の解体工事が行われてきましたが、先月までに更地化が完了。着工までの待機が行われていました。



東京建物は着工と同時にプレスリリースを発表。また物件公式サイトも開設し、建物の3-13階を占める分譲マンションの正式名称を「ブリリア神戸旧居留地」とする事を発表しました。



敷地内では重機が投入され、本格的な工事が開始されています施工を担うのは大木工務店。地元企業が受注しました。



旧居留地における分譲マンション開発は実に14年ぶり。最後は向いにあるBELISTA神戸旧居留地の分譲以来となります。和田興産が江戸町筋でマンション計画を有していましたが、断念されて専修学校になった為、14年のギャップが生じました。



竣工予定は2026年9月末。約2年の工期です。まずは旧神戸真珠会館の基礎を撤去する地中障害物解体から工事が開始されています。



掘削機を使って、地中障害物である既存建物の杭の撤去を進めています。

 



プレスリリースにあたって、東京建物は最新の物件イメージパースを公開しました。これまで明らかになっていたパースと比較して、上層階のデザインに変更が加えられました。



最上層階10-13階の4フロアの東面は、以前は全面ガラス張りのカーテンウォールを採用するデザインでしたが、最新パースでは開口部は大きいものの、壁面を増やし、それぞれの間にサッシで処理した現実的なデザイン処理に落ち着きました。室内からのパークビューを維持するものの、コストを抑える形に変更されたのでしょうか。



1階には住戸施設を設けられない旧居留地。1-2階に神戸真珠会館がリニューアルオープンを果たします。マンションのエントランスは北東側に設けられるようです。



供給戸数は53戸(販売戸数43戸)。1LDK(38.74m2)~3LDK(147.65m2)の間取り・専有面積です。物件エントリー受付も公式サイトで開始されています。東遊園地を私庭として使えるパークビューが売りの同物件。マンション価格が急騰する中、定期借地権である為、分譲価格がどこまで抑えられるのかに注目が集まりそうです。

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