新港第2突堤内で建設中のジーライオンアリーナ神戸と突堤先端のにぎわい拠点施設の運営を担う予定のOne Bright Kobeは、同アリーナの開業1年前を記念し、アリーナが立地する新港第二突堤エリアの愛称を「TOTTEI(トッテイ)」に決定したと発表しました。
名称決定に伴い、エリアやメディアで使用が予定されるロゴも作成・発表されました。新港町の再開発地区には名称が無かったので、街に名前を付ける事はブランディングの上でも非常に重要です。
突堤をアリーナの西側と南側にゾーンとして分け、神戸ウォーターフロントエリア(新港第一突堤方面)を臨むゾーンを「FOOD&SHOP」エリア(仮称)、先端部ゾーンは神戸ならではの海と山並みを五感で楽しめる「TOTTEI PARK」としています。
集客拠点施設「緑の丘」が整備される「TOTTEI PARK」の内容については、既に一度、公表されており、全国初の「港湾環境整備計画」制度(みなと緑地PPP)を適用する民間事業として開発が進められる予定です。
緑の丘は、鉄骨造2階建の建築物で、延床面積900平方メートルを計画し、内部を飲食店とするとまでは分かっていましたが、今回の発表では具体的に新しいBBQの形を追求するレストランや、オリジナルクラフトビールを醸造するブリュワリー等、唯一無二のダイニング体験を提供する予定と示されました。
「緑の丘」は想像していた以上に高低があり、ダイナミックさを兼ね揃える模様です。丘は、イベント開催時には突堤南西端のステージに向かって客席としても機能するようです。
今回の発表で更に気になるのが、アリーナ西側で第1突堤との間に面したFOOD&SHOPエリアです。オープンテラスのあるレストラン・カフェが複数出店予定との事で、これはアリーナ内の西側1階のテナント区画をテラスのあるレストラン空間に仕立てるという事になるのでしょうか。2階部分にも店舗が入る予定であり、ハーバーランドのモザイクのようになるのではないかとイメージしています。
アリーナは年間稼働日数160日を目指すとしており、2.5日に1回は何らかのイベントが興行される事になりますが、更に複数の飲食店や物販店の出店と、PARKの運営により、ハーバーランドに匹敵するウォーターフロントの賑わいゾーンとして、これまでの想定以上に活気のあるエリアとなる事が期待されます。
ハーバーランド同様に昼夜を問わず賑わうウォーターフロントとして定着させる事ができるかによってエリアの成否が左右される事になるでしょう。
ますます再開発の完成が待ち遠しくなった「TOTTEI KOBE」。期待するなと言われても期待しないわけにいきません。アリーナ建設と共にTOTTEI PARKの整備開始も楽しみですね。
ジーライオンアリーナ神戸を含む新港第2突堤の愛称を「TOTTEI」に決定!FOOD&SHOPエリアとTOTTEI PARKがアリーナと共に誕生
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アリーナですが、ニュース記事に
>開業から1年間の週末は音楽イベントなどの仮予約でほぼ埋まった
とありました
関西でコンサートに使用されるのは、ほぼ大阪城ホールで
ワールド記念ホールは時々、という感じでしたが
今回のアリーナ開業により、神戸及び関西の音楽シーンが大きく盛り上がりを見せてくれそうで非常に楽しみです
私も突堤西側のFOOD&SHOPエリアは、
ハーバーランドのモザイクを彷彿とさせるような
魅力的な飲食店の充実したエリアになるのではと
予想しています。
ネオンサインやライトアップなどで、対岸の第3突堤から
洗練された佇まいを愛でられるような
商業施設群になってもらいたいですね。
加えてアリーナの利用予約状況も好調。
音楽イベントが数多く神戸で開催されると、
エンタメ関連の業種が集う下地が形成されるので、
若年層にとって魅力的な神戸市が見通せることとなり
神戸市の先行きは明るいものとなります。