岩谷産業がポートアイランドII期地区で進めている研究、研修、宿泊機能を有する大型複合施設の建設計画。大林組の施工で工事が進行していますが、外観の完成が近づいています。
最上層4フロアは施設を訪れる社内外の人々が泊まれる宿泊施設となります。既に開口部にはガラスが入っています。開口部全面がガラスになっているようで透明感があります。
水素エネルギーの発信および次世代に向けた人材育成拠点とされる研究・研修施設である低層部の外壁にはこの施設の目的を示すような斬新な装飾パネルが取り付けられています。
水平に取り付けられたパネルは、様々な角度で切り取られたような形状に構築されており、表面はパンチングされて無数の穴が開けられています。直射日光を遮りつつつも光を取り込む日除けの機能とデザインを両立したパネルです。
施設の東側には駐車場や正面エントランスエリアへのアプローチが設けられる計画です。
完成予想パースよりも遥かにデザイン性の高い建物になってきました。
北側に車寄せを有する正面玄関が設けられており、エントランスへのアプローチスロープも整備されています。一部の外壁は天然木材を採用。建物の構造が大林組の開発した耐火木材「オメガウッド」が採用されており、木材とコンクリートを組み合わせたサステナブル建築である事を象徴しています。
低層の建物が多く立ち並ぶ医療産業都市地区において、その特異な意匠と建物規模によって非常に目立ってきました。年内10月の完成を目指して仕上げ工事が進行します。神戸空港にも程近く、様々な研究施設や水素を活用する実験施設も揃うポートアイランドほどこの施設の立地に適した場所はないでしょう。
岩谷産業研修施設新築工事 デザイン性の高い装飾が行われた建物外観の完成が近づく
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