生田新道・北長狭通で建設が進められている北長狭通 TAKAI B.L.D 新築工事。地上10階建のテナントビルが来月完成予定です。
L字型の敷地に聳えるノッポビルは既に外観の完成を間近に控えていました。生田新道に面する間口は小さいので、非常にスリムな建物に見えます。
実際にはL字型なので、1フロアの床面積は見た目よりは大きいようです。立地柄、サービスや飲食系のテナントを募っています。店内からは生田新道を見下ろす景色を望む事になります。
高井商事は、三宮の北側エリアを中心に売却される既存ビルを取得して、内外装をリニューアルし、TAKAI B.L.Dの名称で、テナントビル運営を展開していますが、リニューアルビルはほぼ共通して、コンクリート打ちっぱなしのファサードに変更されています。
しかし今回は新築ビルですが、同様にコンクリート打ちっぱなしの外観デザインを採用しました。
生田新道はほぼ完成・成熟した街で、人通りも多い事から、建物の建て替えは滅多になく、不動産の流動性がありません。よって新築ビル建設工事は非常に珍しいと言えます。
ただその分、老朽化したビルも多く、また1棟辺りの敷地面積も小さいペンシルビルが密集しています。
これは生田新道に限った事ではなく、三宮北エリア一帯の飲食・繁華街ゾーン全体に言える事です。夜の街としての役割・機能を担いますが、若い世代程、飲み会や接待の慣習を嫌い、アルコールの消費量も年々減少しており、夜の街は将来的に縮小する傾向にあります。数千店がひしめくサンキタも20年後を見据えた街づくりを考えていく必要がありそうです。
北長狭通TAKAI B.L.D 新築工事 来月竣工予定 外観完成で仕上げ工事が進む
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク