旧居留地91番

(仮称)神戸旧居留地 91 番地プロジェクト 既存ビルの解体が完了間近 神戸のオフィス空室率は京阪神で最低水準に低下



神戸銀行協会ビル跡地に神戸土地建物が計画している新築オフィスプロジェクト。年明けより南北に連なる既存ビル2棟の解体工事が進められてきました。



近代建築だった神戸銀行協会ビルはその姿を完全に失い、完全な更地化は目前に迫った状態です。



更地化が完了すると、敷地面積は1,000平方メートルを超える事になります。このエリアは北側にルミナスホテル神戸三宮、神戸市役所本庁舎4号館・危機管理センター等、新しい建物が多く存在しています。



北側にも低層の建物がありましたが、これは真っ先に解体・更地化が完了しています。



新築ビルの着工は7月を予定していますので、解体工事は残り1ヶ月強で終了する事になります。

ちなみに京阪神地区の2023年2月末のオフィスビルの平均空室率は、大阪で5.09%、京都は5.24%、神戸は4.07%という結果で、神戸が最も低い空室率となっています。

今年11月に大和神戸ビル、再来年に旧居留地91番地の竣工予定と新規供給が続きますが、ビジネスシーンの拡大と労働市場における人手不足に伴い、より高い水準を有するオフィスへの移転需要は膨らんでおり、今後もコンスタントな供給が続いていくのではないかと予想します。

(仮称)神戸旧居留地 91 番地プロジェクト



所在地 神戸市中央区江戸町91番地の1
事業者 神戸土地建物株式会社
敷地面積 約1,011m2
建築面積 約811m2
延床面積 約7,760m2
高さ 49.0m
構造 鉄骨造
規模 地上11階 地下1階
用途 事務所 店舗
設計 株式会社安井建築設計事務所
施工 鹿島建設
着工予定 2023年7月1日
竣工予定 2025年4月30日



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