西神中央

リノベーション神戸・西神中央 ⻄神車庫用地の土地利用に関するサウンディング型市場調査を実施



神戸市交通局は、神戸市が西神中央駅周辺で進めているリノベーション神戸プロジェクトに関連して、同局が西神中央駅の北西に保有している西神車庫用地の活用方法について、サウンディング型市場調査の実施を発表しました。

西神車庫用地は写真奥のマクドナルドの後方に広がる広大な土地です。



車庫用地はマクドナルドも含む計約9.2ヘクタールに及びますが、今回の活用検討対象エリアはその内、約5.3ヘクタールとしています。

用途地域は現状、準工業地域と工業専用地域。建蔽率60% 容積率は200%と住宅地域並みですが、中央に道路の整備が想定されています。近隣にはハイテク工業団地の西神テクノパークが存在しますが、民間からはどのようなフィードバックが出てくる事になるのか。

市としては、人口集積に貢献するような開発案が出てくる事を期待しているのではないかと思います。可能なら、広大な敷地を活かして、エリアには現在、皆無の大型ショッピングモールとマンション群が集うと、街の在り方を大きく変えるのではないかと思いますが、モールの出現は既存商業施設でリニューアルを控えるプレンティやエキソアレ西神中央と競合してしまう為、誘致は難しいでしょうか。学校法人の誘致やテクノパークの拡大用地としての活用も検討できるかと思います。

来年度上半分期には実施結果概要の公表が行われる予定です。

関連記事
西神中央

なでしこ芸術文化センターがオープン!高質な文化施設の完成に西神中央のリノベーションが大きく前進 オープン記念特集③ 西図書館

2022年10月7日
こべるん ~変化していく神戸~
西角中央駅前のなでしこ芸術文化センターのオープン記念特集ですが、今回はこの新施設に移転した西図書館の様子をお伝えしたいと思います。  …
西神中央

西神中央 文化・芸術ホール等整備事業/(仮称)神戸市西区美賀多台1丁目計画新築工事(クレヴィアシティ西神中央) 地上躯体の構築工事が更に進行

2021年10月29日
こべるん ~変化していく神戸~
躯体工事も佳境に入ってきた西神中央の芸術・文化ホールの建設工事。鹿島建設が施工を手掛けています。敷地内では更に長谷工コーポレーション …
西神中央

なでしこ芸術文化センターがオープン!高質な文化施設の完成に西神中央のリノベーションが大きく前進 オープン記念特集① 外観編

2022年10月3日
こべるん ~変化していく神戸~
10月1日(土)に西神中央駅西側に建設されていた複合文化施設「なでしこ芸術文化センター」が遂にオープンしました! 新しい西 …
西神中央

西神中央 文化・芸術ホール等整備事業/(仮称)神戸市西区美賀多台1丁目計画新築工事(クレヴィアシティ西神中央) 地上躯体の構築工事が進行中

2021年8月27日
こべるん ~変化していく神戸~
西神中央駅前・美賀台1丁目で建設工事の進行する西神中央 文化・芸術ホール等整備事業と(仮称)神戸市西区美賀多台1丁目計画新築工事(ク …
西神中央

西神中央 文化・芸術ホール等整備事業 なでしこ文化・芸術センター竣工 開館準備が進行中 新歩道橋も橋桁架橋完了 仕上げ工事が進む

2022年8月16日
こべるん ~変化していく神戸~
西神中央駅前の新公共施設「なでしこ芸術文化センター」は10月1日オープン予定です。建物は竣工しており、外構工事もほぼ完了しています。 …
西神中央

西神中央プレンティ・ダイエー棟周辺の改修工事進行中 いよいよ来年度より広場周辺のリニューアルに着手

2021年12月6日
こべるん ~変化していく神戸~
隣接した旧プレンティ第ニ駐車場跡地に建設されており竣工の近い新西区総合庁舎と連絡ブリッジで接続するプレンティ・ダイエー棟ことイオンフ …
西神中央

リノベーション神戸・西神中央レジデンスが賃貸住宅棟の建設工事に着手 北側にはポテンシャルを秘めた⻄神車庫用地が広がる

2023年3月16日
こべるん ~変化していく神戸~
西神中央駅前西側は西神センタービルの専用パーキングでしたが、全面平面駐車場だったところを、南側に立体駐車場を建設して収容台数を確保し …

POSTED COMMENT

  1. さんたん より:

    この場所は三木方面への延伸の時の用地として確保しているものとも思っていましたが、どうも完全に諦めるということになるようですね。

    • kobekko より:

      ・西神中央駅 – 玉津地区 – 西明石駅
      ・西神中央駅 – 神戸電鉄粟生線押部谷駅
      ・西神中央駅 – 神戸市西区神出町/岩岡町 – 加古郡稲美町 – JR加古川線厄神駅

      3路線とも正式な計画破棄声明は出されてないみたいですが、バブル崩壊以降ずっと凍結状態。今回、車庫の跡地利用が決まると、物理的に延伸計画の破棄ということになるでしょう。


      三木方面への延伸に関しては「もし~」の世界ですが、
      地下鉄の延伸ではなく、例えば押部谷駅の方から西神中央駅へ向かって連絡線を延伸させるという発想が神鉄にあれば、今の粟生線沿線の状況もずいぶん異なっていたでしょうね。

      神鉄としては敵に塩を送るような禁断の方策ですが、市営地下鉄の建設とほぼ同時期に行われ、結局は完成できなかった鈴蘭台~押部谷間の複線化のための借金が現在の粟生線の苦境の原因であることを考えると、結果(としての現在)を知っている者の「たられば」論と言えばそうなのですが、いろいろ考えてしまいます。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です