腕塚5丁目第3工区・兵庫県立総合衛生学院建替整備事業 約1年遅れで遂に着工

市内の数々のプロジェクト同様に建築資材の納期遅延によってプロジェクト始動時期を遅らせていた兵庫県立総合衛生学院の新長田への移転計画。新長田駅南地区再開発に残された最後の腕塚5丁目第3工区の開発が遂に始まりました。約1年遅れの着工です。



計画当初は、この敷地の南側にあるアスタ新長田3番街・スカイマークタワーと同様に市住宅供給公社が分譲するタワーマンションを建設する計画でした。更に南側の現在、新長田合同庁舎の立つ敷地にも同規模のタワーマンションが建つ予定で、南北にトリプルタワーが並ぶ筈でした。



仮囲いの設置された敷地内。プレハブの現場事務所も設置され、いよいよ着工します。



ゲートは南北二箇所に設置されるようです。大豊・神鋼興産・益田特別ＪＶで施工します。



地上9階建ての建物には、現在、中央区の分校にある介護福祉学科を集約した総合衛生学院が１-４階に入り、５-９階には兵庫県立大や兵庫教育大の拠点が入る予定です。学生の数が大幅に増えると、近隣の商店街への波及効果も期待できるかもしれません。



アスタ新長田3番街の地下1階に出店した食品スーパー・ロピアの開業効果は一時的ではなく、継続して来館者が絶えません。しかし周辺の店舗に良い相乗効果をもたらしているかどうかは不明瞭です。

新長田合同庁舎が立地する事での商業エリアの波及効果もどの程度進んだのか。効果の検証が必要かと思います。