今年9月下旬に竣工が迫るワコーレ ザ・神戸旧居留地レジデンスタワー。竣工前に128戸全てを売り切りました。都心タワーレジデンスへの締め付けによって希少価値が高められた結果、強気な高額設定だったにも関わらず立地も含めて評価されたようです。
工事は内装と低層部仕上げ及び外構に重点が置かれています。
海岸通に面したメインエントランス。2層吹き抜けのゲート的なシンボリックで重厚感のあるデザインです。
非常に高級感のあるエントランスです。両側にある照明もお洒落です。
エリアのランドマークを司る建物として、ファサードの重厚感は近隣の本物の近代建築群との調和を図りながらも、モダンさも追求しています。
早く完成後の夜間景観を見てみたいものです。波止場町歩道橋から眺めたこのレジデンスタワーは新しい元町の風景になります。
この建物の北側にあるオフィスビルであるシップ神戸海岸ビルのレジデンス版といった趣です。
神戸都心部での住宅建設、とりわけタワー型分譲マンションを規制する条例導入後にどれだけ業務・商業利用による土地活用が進んだのかをある市議が市会にて神戸市に示すよう求めましたが、市からは具体的な効果を表すデータは示されていません。
また神戸の将来像を検討する未来都市創造に関する特別委員会は、市長に提出したその提言書にて、サンセンタープラザの再開発に住宅機能の導入を認めるよう提案しています。
https://www.city.kobe.lg.jp/documents52500/miraitoshi2022_teigen.pdf
敷地北側には鉄筋コンクリートの囲い壁が構築されていました。
ワコーレは次の都心プロジェクトとして、花隈エリアに東急不動産と共同でワコーレシティ神戸元町を始動させます。
ワコーレ ザ・神戸旧居留地レジデンスタワー 竣工に向けて低層部仕上げと外構工事が進行中
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