来年より100億円を投じたリモデルプロジェクトによる大改装が開始される予定の神戸阪急。フラワーロードに面した本館、別館建物1階西側テナントで改装工事が開始されています。
本館の三宮阪神ビル部分の南東側の区画を占めていたのはルイ・ヴィトン神戸阪急店です。そごう神戸店時代から、長年この場所に鎮座してきました。
しかしながら8月末を以って、閉店したようです。内装解体と次のテナント出店の改装工事が進行しています。来年から実施予定の本格リモデル前の布石でしょうか。
これまでは地下の食品売場のみのリニューアルに留まっていた神戸阪急。地上階のテコ入れはターミナル百貨店としての不動の地位獲得への再挑戦を始める決意と捉えています。
この一等地の区画を引き継ぐ新たなテナントもやはり高級ブランドでしょうか。それとも何か別の仕掛け作りを行うのか。
別館のSヨシマツビルの1階には3区画がありますが、北側のSMBC信託銀行が神戸三宮阪急ビルに移転、中央区画のコメ兵も三宮中央通りの木口ビルへ移転した為、空きテナントになっていました。
北側区画の改装工事が開始されています。新しいテナントが決まったようです。銀行跡の後継はどのような業種になるでしょう。
隣のコメ兵跡は店を閉じたままです。
一連のリモデル事業による改装費は主に本館に投じられる事になるかと思います。全国的にも一つの百貨店の建物が4地権者によって保有されている例は他にないのではないでしょうか。
おまけですが、横断歩道を渡って向かいは三宮センター街入口の友信ビル1階はコクミンドラッグが閉店してこちらも空テナントになっていましたが、外壁改装の上、セブンイレブンが開店していました。
神戸阪急本館・別館1階のテナント改装工事が始まる 後継テナントは?
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ヴィトンは阪急から撤去し、ライバルの大丸にオープンします。
現状からすると、立地の良い阪急よりもブランド力のある大丸を選んだ事になりますね。
阪急は神戸と高槻で合わせて100億円を投資しますが、梅田・神戸・博多の阪急を基幹店と考えているので、6〜7割程度を神戸阪急に投資すると思われます。
高槻はあくまでも地方都市の店舗改装と捉えて良いと思います。
ヴィトン跡地はフラワーロードにも面した立体なので阪急としては、それなりの高級ブランドを投入してくれと思われますが、今のご時世を考えると消費者が高級ブランドを求めているのかも疑問です。
よりも話題性の高いブランド(例えば、神戸初のアップルストア)を投入した方が集客に繋がると思います。
ちなみに、2階の食堂街も今月で閉鎖となりますね。
大丸のヴィトンは2月末までの期間限定ですね。
品数少なそうだし、近くに神戸メゾンがあるのでそちらに流れそうです。エルメスやロレックスは入場制限しているとはいえ連日盛況です。高級外車も売れに売れてます。旅行も自由にいけないし、お金使いたい人はいっぱいいると思います。ヘンに中途半端なブランド揃えるとすぐ寂れると思います。
そこってやっぱり、表玄関にした方がいいと思うんですよねー。神戸阪急は入り口が全部中途半端で、どこが正面玄関かわからないので、その交差点はかなり人が行き来する場所なので、ドーンと表玄関にした方が、絶対人の流れが阪急の店舗の中に行くと思うんですけど。
度々指摘されている事ですが、神戸阪急本館は今回のリモデルに合わせて外壁の白いカバーを撤去し、壮麗な西洋建築の外観を復活させれば街並みに旧居留地との連続性が生まれて良いと思うのですが
神戸人さんの意見に大賛成です。
白い壁を剥がしたら、素晴らしいレトロ建築が隠れているのに、勿体無いですね。
あと一階と2階の一部の屋根を取り外してほしいですね。屋根が低いのが気になるんですよね。
私も神戸人さんの意見に賛成です。三宮阪神ビルの部分は規模も大きくなくちょうど良いサイズなので外壁をしっかり見せて、それ以外の建物を高層化したら将来的には大化けするだろうなと勝手に期待してます!