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今月末に完成を迎える予定のさんきたアモーレ広場の改良工事。神戸三宮阪急ビルの建設用ヤードとして工事期間中に活用された為、2015年の夏に閉鎖されて以来、実に6年の間、広場としての機能は果たしていませんでしたが、いよいよ来月から駅前の賑わい拠点の役目を再開する事になります。
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プロジェクト概要
さんきたアモーレ広場改良工事
円や円盤をベンチや日除けとしたアート作品のような造形で洗練された空間を演出し、夜景の照明演出にも間接照明と反射盤によって広場を照らす効果を持たせる。発注者 阪急電鉄
所在地 神戸市中央区加納町4-2
床面積 約1,000㎡
コンセプトデザイン 津川恵理氏作「Leave on Nature」
施工 森組
完成予定 2021年夏頃
再整備状況の様子
外堀を埋めるように広場の外周の歩道を先に整備しながら、広場内の改修を進めてきました。内部のオブジェやベンチ、植樹が終わった事により、仕上げの舗装工事が開始されています。
周囲と同様の石畳で広場内が埋め尽くされています。
もうまもなくかつての広場のように人々が自由に行き交い、集う場所として復活を遂げる事になります。長いような短いような6年でした。
NHKの「ドキュメント72時間」という番組がありますが、神戸三宮阪急ビルの建設工事が始まる半年前に「神戸・三宮名所「パイ山」おっぱい風オブジェ!阪神・淡路大震災から20年目の72時間」として、この広場を中心とした人々の人間模様を描いたドキュメンタリーが放送されました。都会の真ん中の広場に集う人々にはそれぞれに様々な人生が繰り広げられているというとても印象深い内容でした。再び広場として再開される事によって、多くの人々の人生が交錯する場になる事でしょう。
サンキタ通りでも中途半端になっていたアーケードの舗装工事が再開されました。
まず東側から既存の舗装ブロックを撤去してアスファルトで仮舗装を行なっています。
この上から周囲と同じ石畳を敷いていく事になります。
生田ロードまでの道のりは長いですが、年度末までを掛けて、サンキタ通りがようやく完成形に仕上げられます。この舗装工事が終わってようやく神戸三宮阪急ビルを中心とした一連の三宮北再開発・再整備がひと段落を迎える事になります。
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