スポンサーリンク
神戸三宮阪急ビル周辺再開発の総仕上げとして進められているさんきたアモーレ広場の再整備工事。広場の基礎工事は完了し、いよいよ各種オブジェの設置工事やフラワーロードの拡幅工事が本格的になってきました。
スポンサーリンク
プロジェクト概要
さんきたアモーレ広場改良工事
円や円盤をベンチや日除けとしたアート作品のような造形で洗練された空間を演出し、夜景の照明演出にも間接照明と反射盤によって広場を照らす効果を持たせる。発注者 阪急電鉄
所在地 神戸市中央区加納町4-2
床面積 約1,000㎡
コンセプトデザイン 津川恵理氏作「Leave on Nature」
施工 森組
完成予定 2021年夏頃
再整備状況の様子
仮舗装された広場内です。オブジェの設置場所は基礎の鉄筋が飛び出ています。奥で遂にオブジェ一体目の設置が開始されています。
設置されるオブジェの中で最も大きなもので、日除けの機能もあります。
夜間には照明演出が施されて幻想的な雰囲気を醸し出す予定です。
アモーレ像を中心としてその他のオブジェも順次、設置が始まるものと思われます。
背後のステラビル壁面へ設置される大型LEDビジョンの整備工事はまだ始まりません。機材の製造が行われているものと思われます。メーカーは三菱電機でしょうか。
大型ビジョン設置と広場の賑わいをリンクさせた成功事例は東京・新宿駅東口駅前広場のスタジオアルタ、渋谷駅前交差点の複数のビジョン等が挙げられますが、三宮もその一つとして完成後の賑わい創出が期待されます。ハーバーランドのスペースシアターのビジョンのように広場でのイベント開催時にも大いに活用して欲しいと思います。
生田新道の歩道拡幅もエプロンが新設されました。
約1m程、これまでより歩道が拡大しています。
フラワーロード側も拡幅された部分の仮舗装が進み、外側に暫定歩行者ゾーンを設けています。
着々と新たな横断歩道の整備が進められています。今後はフラワーロードに沿って直線的に歩行者動線が改善されます。
工事の完了スケジュールは9月30日。10月上旬にはオープニングイベントが開催される予定ですが、このイベントを運営する事業者を公募しています。ただコロナの感染状況によっては再びおごそかなオープニングになってしまうと残念ですね。
これまではフラワーロードの南西側で進む広場の整備工事でしたが、反対側の駅前広場に接する北東側の歩道でも工事が開始されました。
こちらも車道を狭めて歩道を拡幅する土木工事に着手しています。
バス停だった車線を潰して歩道化しています。油圧ショベルの置かれている左側の車道部分に道路の反対側のさんきたアモーレ広場へと渡る横断歩道が新設されます。
この先のバス停は痛ましい事故が起きていますが、バス停の後に横断歩道を移設する事で再発を防止して安全性を高めます。
この横断歩道新設の為、新たな信号機の設置準備が進められています。
この横断歩道も残るところあと2ヶ月でその役目を終える事になる予定です。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
兵庫県知事選の影響を受けて兵庫県庁の建て替えが見直し・縮小の可能性がありそうです。番組で明石市長と新知事がミニ討論をされていましたが、「県内分散型県庁オフィス」や「1000億円の県庁建て替えを財政面で見直し」を検討されておりました。県行政主導の再開発事情が大見直されそうです。その辺の話をぜひ記事にしていただければと思います。
新知事のスタンスとして、大阪との連携や企業の誘致、国際金融都市には積極的なようですので、財政改善や行政改革以外にも期待できる面もあると思っています。