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基礎工事を終えて鉄骨工事が本格化した(仮称)三宮町テナントビルプロジェクト。狭小地に不釣り合いな位の高さを誇示するように鉄骨が空高く組み立てられています。
敷地奥側で組み上がった鉄骨は既に最上階の11階まで到達し、更に塔屋の鉄骨の一部も確認できます。
周囲の建物の中でも頭二つ分位飛び出ています。それだけこの超が付く一等地が有効活用・高度利用されていない事を表しているとも言えます。
少し離れて見ると、更にこの新築ビルが周囲に対して異様な高さになっている事が目立ちます。この街区が三宮クロススクエアのイメージ図のように一体的に再開発される日が来るのは何年後の話でしょうか。せめて地権者の間で検討会や勉強会が開始される事を切に願います。
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この三宮テナントビルのプロジェクト自体が現行の神戸を象徴してるみたいですね。
完成したらまだましなネーミングになるんでしょうが、なんとも気合の入らないネーミング。中途半端なテナント用途だし、ソーシャルディスタンスが叫ばれるコロナ社会で、狭っ苦しそうなオフィスは、はたしてテナントとして成り立つんでしょうか?せいぜいカプセルホテルとして再利用されるような気がしますね。神戸市景観審議会って本当に神戸市の景観美化に寄与してるんでしょうか?
このプロジェクトは、一中小企業が自分本位で都心の高度利用を図るとこうなるという見本ですね。
全くもって同感です。
神戸市の景観美化を真面目に考えるのならば、何が何でも高さを制限するといった短絡的な発想を捨てて、お世辞にも神戸の玄関として相応しくないこのようなビルの開発を未然に防ぐよう注力してほしいものです。
景観審議会の皆様にあらためて問いたい、三ノ宮駅前のこの細長い窮屈なビルに神戸らしさを見いだせるのか、と。
新しいものが何かできるときは、多少はワクワクするものですが、このビルが立ち上がるのを見ると、喜びが皆無どころか、失望しか残りません。
この三宮交差点南西角の再開発には、「神戸の都心の新たな顔」という面だけでなく、「今後の再開発を仕切れるだけの力量のある市長・自治体であるかの試金石」という側面があります。
4,5人しか地権者いないであろうこの土地を調整・集約して高度利用化ができないのであれば、400を超える区分所有者がいるサンプラザ・センタープラザの再開発は夢のまた夢でしょう。
辛辣な表現で恐縮ですが、「おとぎ話」とか「三宮クロススクエア構想(架空の再開発計画)-Wikipedia」のレベルです。
景観については他の方がコメントなさっている通りだと思います。
神戸を初めて訪れた方が駅を出ていきなり派手な学習塾、サラ金、マージャン、カラオケの看板を見てどう感じるでしょうか。
これでデザイン都市を名乗るのはどうかと思います。
ビルの高さ規制の前にやらなければならないことがあるのではないでしょうか。