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湊川公園の北端で進められてきた新・兵庫区総合庁舎の建設工事が完了しました!地上9階地下1階 延床面積約9,800平方メートルの新庁舎は現庁舎の約1.5倍に規模を拡大し、新生・兵庫区を司る行政庁舎に生まれ変わりました。
低層部北側の様子です。まだ一部に仮囲いを残しているのは、これから始まる二期工事の準備用です。
低層部はタイル貼りとなります。
道路に面する南西側は湊川公園のエントランスと一体化しており、バリアフリーの空間として再整備されました。
職員及び夜間用エントランスが設けられています。
市民の来庁者は北西側のエントランスを利用します。
新庁舎には以下の特徴的な付帯施設が整備されました。
- 多目的コーナー(1階、約120平方メートル)
デジタルサイネージによる区の魅力や市政情報などの情報発信や、イベントスペース・作品展示コーナーとして区民に開放。
- みなとがわホール(2階、約400平方メートル、360席)
音響や照明など、充実した舞台装置を有する区民ホールとして、現在の公会堂と同様に区民の様々な活動の場として利用。
- おやこふらっとひろば(6階)
全市で初めて、子育てに関する専門的知識を有する担当者が常駐する室内で子育て中の親子が気軽に集い、語り、子育て相談や情報提供を行う子育て広場を整備。
既に竣工式典は開催済です。現在は来週8月13日の開庁に向けて現庁舎からの引越しが進められています。
現庁舎に併設された兵庫消防署も近隣の荒田公園に設けられた仮設消防署に移転しています。新庁舎の開庁と共に現庁舎の解体を開始し、二期工事をスタートさせます。
年内には姿を消すであろう現庁舎と新庁舎。今後、湊川公園のリニューアルも進められる予定です。隣のミナイチ市場と市営松本住宅も再開発が計画されており、今後、あまり変わらなかった風景が南北に渡って大きく変貌を遂げます。
新庁舎の地下階と湊川公園駅を連絡する地下道のリニューアルも進められています。神鉄横丁の先には神鉄湊川公園駅があります。
新庁舎へと続く地下道の壁面にグラデーション状に発光する導光板を配置して美装化。その後、天井照明もLED化される予定です。
地下道と連絡する地下階のエントランスです。衰退と人口減少が進んでいた兵庫区ですが、近年は都心へのアクセス性の良さから増加に転じ始めています。区南部では大型商業施設が開業し、生活利便性も向上しており、マンション建設が進めば、都心近接区として若い世代の流入を促進できるかもしれません。
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