(仮称)神戸三宮ホテル計画ザロイヤルパークキャンバス神戸三宮遂に計画概要判明！

生田新道は神戸サウナの西隣にあった立体駐車場の新道トラストパーク。年初から大林組の施工で解体撤去が行われ、跡地には平面コインパーキングのPEN神戸市中央区下山手通２丁目パーキングが開業。この駐車場は三菱地所のグループ会社である三菱地所リアルエステートサービスが運営しています。

同じく三菱地所のグループ会社であるロイヤルパークホテルズアンドリゾーツが神戸にホテルを進出すると昨年5月に発表。以来、その開業場所や進出形態について様々な憶測が流れましたが、この駐車場が三菱地所によって経営された事からここに新しいホテルが建設される事が確実となりました。

ホテル開業は2018年秋を計画している事から、そろそろ着工しないと間に合わないと気を揉んでいました。また計画概要に関する標識掲示を毎週のように待ち侘びていました。

そして遂にお知らせが出ました！

名称	(仮称)神戸三宮ホテル計画
所在地	神戸市中央区下山手通2丁目3番1他
規模	地上12階
敷地面積	1,023.98㎡
建築面積
延床面積
高さ
構造
用途	ホテル(170室)
設計	大林組
施工
事業主	三菱地所株式会社ホテル事業部
完成予定	2020年秋

三菱地所のプレスリリース発表時は140室程度のホテルとされていましたが、今回のお知らせでは170室になっています。敷地面積が1,000平方メートルを越えるホテルなので、140室は少ないと思っていましたが、当初の計画より規模の拡大が図られたのであれば歓迎したいところです。

北立面図の拡大です。見た瞬間、避難経路の為に設置される手摺が目立つその姿につくづく神戸市消防条例に辟易しました。デザイン都市であるにも関わらず、時代錯誤の古い規制によって建物デザインを固定化し、陳腐にしてしまうこの街の条例は本当に今、考え直さなければならないと思います。

それでもロイヤルパークの冠をその名を抱くホテルとなるので、意匠のディテールには期待を持てるのではないかと思います。

進出するブランドはロイヤルパークの中でもカジュアル系の新ブランドであるロイヤルパークキャンバス。

来年はこのホテルを含めて昨年以上のホテル新規開業ラッシュとなる模様です。

1月	アパホテル神戸三宮駅前(176室)
春	グリーンリッチホテル神戸三宮神戸(155室)
春	ホテルモントレ神戸(?室)
秋	ザロイヤルパークキャンバス神戸三宮(170室)
秋	ドーミーイン神戸元町(?室)
12月	ジュラクステイ(256室)
開業時期不明	センチュリオンホテルポートアイランド神戸(80室)
開業時期不明	中山手通ホテルプロジェクト(96室)