建替工事が順調に進むホテルモントレ神戸。乗入構台のある西角エリアを除く全ての敷地において鉄骨建方が完了し、建物の全体像やスケール感が分かるようなってきました。現在、神戸市内で建設中のホテルとしては最大規模の建物です。
重量鉄骨の隆々とした重厚感に溢れています。作業が先行した南側では既に足場設置による仮設工事も始まりました。デッキプレート取り付けによる床の構築も進められています。
作業予定を見る限り、コンクリート打設工事も既に開始されているようです。
1階の梁の部分には型枠が見えます。コンクリート打設を行なっています。
ここ数年のホテル建設ラッシュで数千室の新規供給となりますが、空室が問題になっているという話は聞きません。需要を満たしている事になります。最近は外国人観光客の姿を以前より街中で見かける事が多くなってきました。大阪や京都にはまだまだ水を開けられてしまっていますが、ゴールデンコースに飽きたリピーターが神戸にも流れてきているのかもしれません。欧米人の観光客も増えているように感じます。世界的なホテルチェーンが増えれば神戸の認知度もより高まるのではないかと思います。
- バスターミナルビル上層階
- 市庁舎2号館
- 県庁2号館
従ってこれまではビジネスホテル中心だったホテル進出ラッシュは大型開発の始動によって高級ホテルへとシフトしていきます。
ホテルモントレ神戸建設地の南側100mの場所に進出予定の三菱地所のホテルブランドであるロイヤルパークキャンバスですが、まだ建設工事を始める気配がありません。来秋開業であればそろそろのタイミングかと思いますが。楽しみにしているプロジェクトですので、早く着工して欲しいです。